【北海道旧大野町(北斗市)】きじひき高原から眺める雄大な景色たち

青森県旧脇野沢村(むつ市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧大野町(北斗市)を写真とともに紹介する。

Vol.420/北海道旧大野町(北斗市)

旧上磯町の次にやってきたのは、同じく北斗市の旧大野町だ。新函館北斗駅に、ひとまず向かってみることに。駅に向かっていく最後の太い道のような部分が、大学のころ通っていた東広島市の、東広島駅に向かう道中と似ていた。でも、目の前に広がる山の姿は、明らかにこちらの方が雄大だ。一見低くなだらかな山並みに見えるけれど、これらはきじひき高原で、のぼってみればまるで違う景色なのではないだろうか。

そのまま新函館北斗駅に着くと、駅舎の大きさに圧倒させられた。現時点における、北海道新幹線の終着駅だ。まだ乗ったことがないし、どんな感覚で本州と結ばれているのか、いつか乗って味わってみたいなあ。

旧大野町へ。地上の景色も気持ちがいい

新函館北斗駅

きじひき高原へ。夏の高原だ

高原から、函館湾

駒ヶ岳も見える

大沼、小沼もとても美しいと思った

その後、きじひき高原までのぼってみると、北海道らしい草原の風景に、もくもくと立派な入道雲が湧き上がっていた。まさに夏らしさと北海道らしさが完全に合致したような雄大な景色だった。振り向けば、函館湾を見渡すこともでき、海まで平野部がゆったりと広がっている。また、駒ヶ岳や大沼、小沼も展望することができ、あたりまえのように存在する雄大な景色に、心を奪われてばかりだった。

結果的に入道雲によって、あとで大雨を浴びることになるわけだが、まるで構わない。北海道で北海道を感じられる瞬間があるって、すごくありがたいことだと思った。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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