オジー・オズボーン、ブラック・サバス最後の公演で“空中を飛ぶ”王座からパフォーマンスか
オジー・オズボーンが、ブラック・サバスによる最後の公演と銘打たれたステージで、玉座に座ったままパフォーマンスを行うそうだ。
現地時間2025年7月5日、イギリス・バーミンガムのヴィラ・パークで開催される【Back to the Beginning】では、オジーが伝説のバンド・メンバーたちと最後の再会を果たす。
現在76歳のオジー・オズボーンは、パーキンソン病を患っているだけでなく、首や脊椎の怪我の影響もあり、時折車椅子を使用している。
オジーの長年のコラボレーターでありギタリストのザック・ワイルドは、Riff XのMetal XSとのインタビューで、ライブ中にオジーが空中を飛ぶ可能性もあると予告した。「オジーと彼の玉座がスタジアムの上空を飛んだり、バケツの水を噴射したり、そんなことをやるんだ」とザックは語り、「オジーが最高の時間を過ごせて、“またツアーに出たい”って言えば、“いいね、またやろうぜ”ってなると思う」と説明。
彼はさらに、「オジーは椅子に座りながら“Mama, I’m Coming Home”を歌ってたけど、いい感じだった。だから、これをやり終えて、オジーが“またエンジンに火をつけて、別のツアーをやろう”ってなることを願っているよ」と付け加えた。そして、「みんながサバスの曲を演奏することになるんだ。すごいことになると思うよ」と話した。
オジーが、このライブでフル・セットを披露することはないが、【Back to the Beginning】はメタル・ファンにとって夢のようなイベントになる。ラインナップには、ブラック・サバスとオズボーンに加え、メタリカ、スレイヤー、アンスラックスといった大物アーティストの名前もある。他にも、パンテラ、ラム・オブ・ゴッド、マストドン、アリス・イン・チェインズ、ヘイルストーム、そして最近【グラミー賞】を受賞したゴジラといった人気アーティストも出演する。
オズボーンは最近、自身のSiriusXM番組『Ozzy Speaks』で、「自分は、ブラック・サバスと一緒に(フル・)セットをやる予定ではないが、何曲かはやるつもりだ」と話していた。「自分が安心して、できることをやる。歩けるよう努力している……君は朝起きたら、ベッドから飛び起きていると思う。俺はバランスを取らなきゃいけないけど、死んではいない。まだ積極的に活動しているよ」と彼は説明していた。
関連記事リンク(外部サイト)
オジー・オズボーン、転倒事故からの6年間を記録した長編ドキュメンタリーが米Paramount+でプレミア公開へ
オジー・オズボーン、『パイレーツ・オブ・カリビアン』出演オファーを妻でマネージャーのシャロンが断っていた
ブラック・サバス、最後のコンサートにガンズ・アンド・ローゼズ/トゥール/ジェイソン・モモアら出演決定

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。