【愛知県名古屋市】24時間スマート無人営業の「三洋堂書店 よもぎ店」に「24時間ギャラリー」が出現!
三洋堂書店のスマート無人営業店舗(24時間営業店舗)「三洋堂書店 よもぎ店」に、「24時間ギャラリー」が期間限定でオープンしている。
書店初の顔認証による入店管理システムを導入
三洋堂書店は、「ほんとのであいのおてつだい」「書店のないまちに三洋堂書店をつくる」をミッションに掲げ、従来は書店の立地とみなされなかった地方のロードサイドに出店することで、地域における文化の発信地としての役割を担ってきた。
三洋堂書店は、書店として日本で初めて顔認証による入店管理システムを導入し、既に導入済みのセルフレジと合わせて無人営業を可能にした。これを同社では「スマート無人営業」と呼び、従来の有人営業と組み合わせることにより、9店舗で24時間営業を実現している(2025年3月7日現在)。

店舗入口の顔認証カメラ
利用者からは「(顔認証入店は)スマホ不要・事前登録不要なのでストレスフリーで入店できて便利」「誰にも邪魔されない空間でじっくり本が選べて楽しい」と、高評価を得ているという。
同社は、全国で書店の無い自治体が増えるなか、このスマート無人営業が便利さと安全性を両立させた新しいスタイルの書店運営を実現し、数を減らし続ける地方書店を救う方法の1つだと考えている。
「三洋堂書店 よもぎ店」に「24時間ギャラリー」が出現
「24時間ギャラリー」は、三洋堂書店が贈る、まったく新しいアートの楽しみ方だ。ニューホライズンコレクティブの企画提供と、名古屋を拠点に世界で活躍している写真家・HASEO氏の協力により誕生した。

店舗内 書棚上の展示
顔認証システムによる24時間営業という新たな書店運営に「24時間ギャラリー」という新たな価値を付加することで、人々の時間を価値ある体験へと変換する場となるべく、今回の企画を実施する。時間を気にせず、仕事帰りに、夜の散歩の途中に、あるいは朝のひとときに気軽に立ち寄れ、昼でも夜でも好きな時間にアートや本に触れることができる空間となっている。
初回特別企画は「HASEO作品展 眠らないARTたち」
3月6日(木)〜26日(水)の期間は、三洋堂書店「24時間ギャラリー」の初回特別企画として、「HASEO作品展 眠らないARTたち」を開催している。
HASEO氏は、名古屋を拠点に世界で活躍する、日本創作写真界の第一人者。本物にこだわり、自身の作品では合成を使用せず、花はすべて生花を使用。独自の世界観の写真で物語を生み出し、オリジナルのストーリーを展開している。海外でも多くの賞を受賞しているほか、最新刊の『花と美女』(玄光社)など著書も多数手がけている。

店舗内 壁面の展示
今回、HASEO氏が27点を出品。中にはここでしか見ることのできない限定ARTポスター12枚も含まれる。店舗入り口付近、店舗内の書棚上や、壁面などに展示される。
HASEO氏は、以下のようにコメントしている。
「24時間本が買える事は自分のようなクリエイターにとって非常に嬉しいです。そして、クリエイターに限らず多くの人にとっても、早朝でも深夜でも、各自のライフスタイルに合わせて楽しめる時間を得られるのは素晴らしいことです。そんな24時間営業を活かし、時間に縛られない自由なアート体験を提供して、書店をアートの発信拠点として再定義できたらと考え、今回全面的に協力させていただきました。
この企画は、アートをもっと身近に、地方でも楽しめるように機会を増やす第一歩であると共に、いま書店が、私が大好きな書店が、全国で抱えている課題(集客・紙媒体への理解と普及 等)へのひとつの提案でもあります。実験的な試みだからこそ、未来への大きな可能性が詰まっています。」
好きな時間に「24時間ギャラリー」を訪れて、HASEO氏の感性が光る眠らないアートを鑑賞してみては。
■三洋堂書店 よもぎ店
住所:愛知県名古屋市名東区よもぎ台1-703
店舗情報:https://www.sanyodo.co.jp/shop/shop-detail?store_id=158
三洋堂書店公式サイト:https://www.sanyodo.co.jp
HASEO公式サイト:https://www.hasegawahaseo.com
(山本えり)
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