「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」優勝は日本代表「Good 8 Squad」全57枚の現地画像とともに振り返る
ストリートファイターリーグの集大成。
「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」が2025年3月9日(日)に東京の両国国技館で開催されました!
優勝は日本代表「Good 8 Squad」に決定!
予選第1試合 Good 8 Squad vs. Ninjas in Pyjamas
Good 8 Squad – Saiga NAK
Ninjas in Pyjamas – Saiga NAK
さっそく1試合目で日本代表「Good 8 Squad」が登場!
対するはヨーロッパ代表「Ninjas in Pyjamas」です。

― 強力なチームメイトとともに戦いますが自信は?
Phenom: チームメイトみんな強いので緊張はしてません。
ただ、ほかのチームも強いのは分かっているので自分たちが持つ実力を発揮できるよう頑張ります。

― アウェイ側からのスタートです
カワノ: 正直厳しいなと(笑)
ただ、力でねじ伏せれば良いと思ってるので勝ちたいと思います。
Phenom – Saiga NAK
ガチくん – Saiga NAK
ガチくん(ラシード)に対してPhenom(キャミィ)が出場。
さっそく1対1のフルセットフルラウンドの激闘が繰り広げられますが、最後はPhenomのバーンアウトを攻めきったガチくんが勝利!
ぷげら – Saiga NAK
Big Bird – Saiga NAK
続く中堅はぷげら(ジュリ)対Big Bird(ラシード)。
1セットずつ取り合いますが最後は完璧なゲージ管理をみせたぷげらが勝利!
AngryBird – Saiga NAK
カワノ – Saiga NAK
「Good 8 Squad」は全体的に完成度が高く、大将カワノ(豪鬼)はAngryBird(豪鬼)に対してフルセットののち勝利で3連勝一挙40点を獲得。
優勝に向けて幸先の良いスタートを切りました。

予選第2試合 FlyQuest vs. Good 8 Squad
FlyQuest – Saiga NAK
先鋒はPsycho – Saiga NAK
2試合目はアメリカ代表「FlyQuest」と日本代表「Good 8 Squad」の対決。
「FlyQuest」はキンバリー2枚構成です。
Shine – Saiga NAK
YHC-餅 – Saiga NAK
見守る「Good 8 Squad」 – Saiga NAK
中堅にYHC-餅アナウンスで会場大盛りあがり!
惜しくも敗れてしまいますがフルセットまでもつれ込む接戦を見せました。

大将のPunk対ぷげらもフルセットフルラウンドに。
お互いにゲージもMAXという究極のシチュエーションでしたが、Punkが胆力で勝りました。
Punk – Saiga NAK
ぷげら – Saiga NAK
予選第3試合 Ninjas in Pyjamas vs. FlyQuest

3試合目はヨーロッパ代表「Ninjas in Pyjamas」とアメリカ代表「FlyQuest」の対決。
総合ポイントを見ると「Ninjas in Pyjamas」が予選突破するには1人も負けられないという厳しい条件であることがわかります。

今日最初の試合だったChrisCCHのテリーですが、Phenomのキャミィが場を掌握。
まずはPhenomが負けられない戦いの1つ目を勝ち取ります。
Big Bird – Saiga NAK
Punk – Saiga NAK
AngryBird対PunkはEVO王者対決。
しかし今回はAngryBirdが恐ろしいほどの完璧な立ち回りを見せました。
2ラウンドを落としたPunkが選択したのはキンバリーへのキャラクター変更!
これで1ラウンドを取り返すも、AngryBirdは落ち着いた姿勢でPunkを下しました。
「Ninjas in Pyjamas」はこれで敗退となるも、最後に強烈なインパクトを残しました。
決勝 FlyQuest vs. Good 8 Squad


決勝戦はアメリカ代表「FlyQuest」対日本代表「Good 8 Squad」
まずは予選を1位で通過した「Good 8 Squad」がホーム側に立ちます。

予選で圧倒的とも言える完成度を見せたカワノですが、Psychoがリベンジを果たして1勝。
先に70ポイントを獲得したチームが優勝です。
ガチくん – Saiga NAK
見たことある構図の2コマ – Saiga NAK
中堅戦はガチくんが2セット連続勝利でShineを下します。
これで10ポイント対10ポイント!

大将戦は予選2試合目と同じぷげら対Punkのカードに。
・・・ということは試合展開も似てくるんです。
フルセットの激闘の末に再びPunkが勝利して20ポイントを獲得しました。
バーンアウトしてもなお攻め続けるPunk恐るべし・・・!


決勝2巡目では「Good 8 Squad」大将がカワノに。
先鋒ガチくんに対して「FlyQuest」はPsychoを当ててきます。
ShineのキンバリーとPsychoのキンバリーは違う。
キンバリー2枚構成の怖さの前にガチくんが惜敗し「FlyQuest」は40ポイント!
優勝まで折り返しです。

中堅はぷげら対ChrisCCHの戦い。ChrisCCHはエドを選択します。
フルセットまでもつれ込むも、若干ゲージで優位にたったChrisCCHが最後はドライブインパクトで崩してKO。
ChrisCCHは吠えます。


優勝に王手をかけた「FlyQuest」大将Punkに挑むのはカワノ。
この日絶好調のカワノが完璧と言える立ち回りを見せてあっという間に3セット先取します。
— saiganak (@saiganak)
カワノの勝利によって決勝は3巡目に突入。
ここで「FlyQuest」はキンバリー3枚構成を見せ、会場も大盛り上がり。
先鋒のPsychoにはぷげらが挑み、フルセットフルラウンドの末に勝利!
「Good 8 Squad」の流れが来ているか・・・?

続く中堅Shineにはガチくんが出場します。
1巡目ではガチくんが勝利しているこの組み合わせ。
頂上決戦にふさわしい攻防が続き、取っては取られ、最後はガチくんが勝利しました。
劇的勝利によって両チームが優勝に王手。
最後は大将戦に託されます。


泣いても笑ってもこれが最後。
大将戦はPunkとカワノの対決です。

Punkの2ラウンドパーフェクトで幕開けた最終決戦。
会場にはカワノコールが響きますが、Punkの勢いは止まらず2セット連続で獲得します。
しかしここからのカワノもただでは終わりません。
状況判断、バックステップ、読み合い。
すべてが噛み合って4ラウンド連続勝利でフルセットに。
— saiganak (@saiganak)
フルセットフルラウンドで最後は4連続投げ!
カワノが勝利して、日本代表「Good 8 Squad」が「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」の頂点に輝きました。




「Good 8 Squad」が優勝!

優勝した「Good 8 Squad」には太陽ホールディングス株式会社から優勝賞金8万ドルが贈られました!




さらに株式会社カプコンの辻本春弘さんからチャンピオンリングの贈呈!

― 決勝戦戦ってみていかがでしたか
ガチくん: ヤバいでしょマジで!
僕まだ手が震えとんですよ。それくらいヤバかったです
― トリプルキンバリーが来たときはどう思いましたか
ガチくん: 来るとこまで来たなと(笑)
ただ「FlyQuest」がアメリカ代表になった時点でアールさんをはじめ日本国内のキンバリー使いの方に毎晩練習に付き合ってもらっていたので。

― 決勝戦いかがでしたか
YHC-餅: 「FlyQuest」が決勝に上がったということで、ダルシム的にはキンバリーやめてくれって感じで(笑)
ちょっとやりにくい組み合わせだったのでチームメイトにお任せするようなかたちになったんですけど、みんなでアドバイスし合ってチームの勝利だと思います!
― 「SFL: Pro-JP 2024」グランドファイナルではディージェイを使う場面もありましたが
ぷげら: 今回は対戦相手も多いですし、アメリカ代表チームが確定していなかったりということもあって、
ひたすらジュリの練度を上げていました。

― カワノさん、やりましたね
カワノ: 集中しすぎて全く覚えてないです(笑)
最後はガチくんが「カワノに繋ごう」っていうことを言ってくれていて、ここで勝たなきゃカワノじゃないなと思ったので、カワノがカワノをしただけです。

ガチくん: 勝ったぞー!
優勝後インタビュー

― 団体戦の面白さや魅力はどこにありますか
ガチくん: 僕が負けても残り3人いるし、誰かが負けても僕たちが勝てばいい。
そんな総力戦というのは個人では味わえないですよね。
12チームの代表として出場するということで重みも違いますし、とても楽しかったです。

YHC-餅: 楽しさも4倍、嬉しさも4倍、悔しさも4倍。
今回の優勝も個人戦の4倍嬉しかったですね。
最後は出番が無かったんですけど、ChrisCCHには出ようというのは決めていて。
もしかしたらダルシムを嫌ってChrisCCHが出なかったのかもしれない。
そういう抑止力になっていたのかな?そういうことにしておいてください(笑)

ぷげら: 個人戦に比べて観客の皆さんの声援も塊になってすごいなと思いましたね。
個人戦で勝つと嬉しい!で終わるんですけど、チーム戦だと自分としては悔しい部分が残ることもあるので、それが団体戦との違いかなと思います。

― 日本開催ならではのメリットはありますか
カワノ: 対戦するときに相手の様子がどんな感じかというのはプレー以外の面もメタ的に見ることが多いんですけど、これだけの声援もそうやって考えたときに「この選択のほうが雰囲気的に良いだろうな」みたいなこともできたので、ありがたかったですね。
正直これだけの声援のなかで相手チームは大変だろうなと思いつつも、自分も海外ではアウェイになる側なので気持ちが分かったり。
そこがホームアドバンテージなのかなと思います。
©CAPCOM
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