健康長寿の社会を目指して、転倒予防啓発ソングとダンス制作のためのクラファン開始!


転倒予防の啓発活動を行っている柏市民公益活動団体の柏健康ソーラン倶楽部は、転倒予防啓発ソング&ダンスを作り、日本全国に発信する取り組みとして、3月1日(土)の12:00より、クラウドファンディングをスタートさせる。

転倒を防ぐための継続的な運動の必要性

高齢化が進む日本では、転倒をきっかけに亡くなる人が年々増加しており、大きな社会問題になっているという。


転倒・ロコモ・介護予防のための運動指導や、施設や学校等での踊りの指導、よさこいソーランのイベントおよび地域社会活動などの事業を展開する柏健康ソーラン倶楽部は、この問題を解決するべく、クラウドファンディングを通じてオリジナルソングとダンス動画を製作し、継続的な運動の必要性を訴える活動を行う。

「転倒=単に転ぶ事」ではなく、「重大な傷病を引き起こすもの」であり、コミュニティーの中で継続的に運動習慣をつけることが、健康寿命を大きく伸ばすことに繋がるのだという。

転倒予防啓発ソング&ダンスで転びにくいからだ作りを


厚生労働省「人口動態調査」から「第5.31表 不慮の事故による死因別にみた年齢別死亡数」の情報を基に消費者庁で作成したデータによると、転倒死者数は年々増加しており、令和3年の転倒・転落・墜落死者数は10202人で、交通事故死者数3536人の約3倍に。

また、65歳以上の高齢者に限定した場合、転倒・転落・墜落死者数は9509人となり、交通事故死者数2150人の4倍以上になっている。このように、転倒による死者数が増加しているにもかかわらず、認知度はそれほど高くないのが現状だという。


柏健康ソーラン倶楽部の代表者・藤﨑成吾氏自身も、母と祖母を、転倒による骨折をきっかけとした持病の悪化によって亡くしている。

それ以来藤﨑氏は、転倒についての知識を集める中で、身近な場所での転倒骨折が原因で、寝たきりや認知症の併発、そしてそのまま亡くなってしまう人がたくさんいるという現実を知ったのだそう。

そこで、転倒予防啓発ソング&ダンスで転倒の危険性に対する意識を高めると共に、転びにくいからだ作りとその維持を目指す活動を行うことにしたという。

楽しく続けられるダンスを制作


柏健康ソーラン倶楽部は、自宅で1人運動を続ける高齢者は多くないという現状を打開すべく、「楽しく簡単に踊れるダンス」を制作し、気の合う仲間と一緒に踊れる場所を提供する。

楽曲制作は、ボーカルグループ・Unlimited toneのメンバーであり、OAKWOOD LABEL代表でもあるシンガーソングライターのLuz fonte(ルースフォンチ)氏に依頼したそう。クラウドファンディングは4月15日(木)まで、詳細はプロジェクトページで確認を。

楽しく転倒予防をする転倒予防啓発ソング&ダンスの取り組みに注目してみては。

詳細ページ:https://kksoran.jimdofree.com

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:健康長寿で100歳まで元気な社会に!転倒予防「歩いて行こう!プロジェクト」

(yukari)

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