【福岡県北九州市】アバターロボット「newme」が北九州空港の施設を案内!期間限定で実証を実施


ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarinは、北九州空港を運営する北九州エアターミナルの協力を得て、avatarinが2023年に採択された国土交通省特定新技術補助金「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)(※1)」の下、北九州空港にてアバターロボットを活用した案内業務の実証を、2月26日(水)より実施する。

遠隔地から案内対応を実施

本実証は、空港の案内を必要とする利用者の多い日中の時間帯に、遠隔地にいるオペレーターがアバターロボット「newme(ニューミー)」を介して案内業務を行うもの。オペレーターが実際に空港にいることなく遠隔地から案内対応を実施することで、将来懸念される人手不足などに対応できる環境の構築に向けた検証を行うことを目的としている。

実施期間は、2月26日(水)〜3月6日(木)10:00〜16:00(※2)。アバター設置場所は、福岡県北九州市の北九州空港ターミナルビル1階・総合観光案内所前。アバター操作場所は、東京都中央区のavatarinオフィスにて。

スタッフ不在時に案内可能な環境を目指す

北九州空港は、福岡県内の2つ目の空港として、2006年に開港した24時間運用可能な海上空港だ。その主な特徴と強みとして、深夜・早朝便の運航や国際貨物便の柔軟な発着が可能であることが挙げられる。また、アジアの主要都市に近接し、国際線就航に適した地理的優位性を持っており、国際貨物便の拠点としても機能している。

一方で、早朝・深夜の時間帯において、シフトなどの問題から案内業務を提供することが困難であるといった課題を抱えているという。そこで、avatarinが独自開発した「newme」を活用し、案内対応を必要とする利用者の多い時間帯に、遠隔地にいるオペレーターが「newme」を介して業務を行う。これにより、混雑時またはスタッフが不在の早朝・深夜の時間帯に案内業務ができる環境の構築を目指し、その可能性を検証する。

この実証を経た先には、他の空港からのリソースシェアや自宅からの業務を可能にすることで、どこからでも働ける環境による人手不足の解消へとつなげていく。

遠隔地にいるオペレーターがアバターロボット「newme」を介して案内!この機会に、北九州空港を、チェックしてみては。

※1:avatarin Webサイトより 国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)空港分野に採択されました:https://about.avatarin.com/info-news/news-release/8101
※2:3月1日(土)、2日(日)は実施なし

(江崎貴子)

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