【東京都】東横INNに泊まって浮世絵鑑賞をしよう。都内16店舗の「浮世絵小部屋」宿泊プランに注目

都内在住のライターが気になる地域情報をお届け!今回は、東横INNに泊まりながら浮世絵鑑賞を楽しめる【浮世絵小部屋】宿泊プランを紹介しよう。

東横INNと蔦屋重三郎の意外な繋がり

富嶽三十六景「武州玉川」の鎮(置き絵)

東横INNと江戸のメディア王と称される蔦屋重三郎には実は意外な繋がりがあり、東横INN日本橋馬喰町は蔦屋重三郎が開いた「耕書堂」跡地前にある。こちらをはじめとする都内の店舗に、ボストン美術館「浮世絵デジタル化プロジェクト」の日本側責任者を務めた牧野健太郎氏のアドバイスのもとコンセプトルーム【浮世絵小部屋】客室には、浮世絵を題材にしてデジタル編集した掛け軸やベッドマット、置き絵や行灯などを設置しており、浮世絵エコバックのお土産も付いた”浮世絵”を存分に楽しめる東横INNオリジナルのプランが、期間限定で登場する。

富嶽三十六景の中からエリアにより異なる絵を鑑賞

富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」のベッドライナーとエコバック

世界で一番有名な浮世絵と言われている富嶽三十六景の中から、エリアにより異なる絵を鑑賞できるので、旅っぽさをより高めてくれる。デジタル編集されたデザインにも注目だ。

例えば、「武州玉川」は富嶽三十六景シリーズ46点の中でも、淡いブルーの美しさが際立つ秀作として知られている一点。現在の東京・府中の渡船場あたりから多摩川越しに見た富士山、川を大胆にななめに描かれている。富士の裾野の手前には東横INNの建物が描かれている。

「神奈川沖浪裏」では、波がしらの中に偶然描かれたハート形をピンク色に染めたり、波の向こうに東横INNをしのばせたりと、ここでしか見ることのできないデザインとなっている。

名所江戸百景「三又の別れ淵」の掛け軸

今回、高層ビルのない江戸時代には、東京からも富士山を眺めることができたのかと改めて感じた。遠方から宿泊先を探している方にはもちろん、都内で暮らす方にも改めて東京の旅を楽しむきっかけになるような宿泊プランで、東京散策を楽しんでみてはどうだろう。

■「浮世絵小部屋」プラン概要
実施期間:1月5日(日)~2026年3月31日(火)
実施概要:浮世絵を題材に制作したベッドライナー、掛け軸、行灯、クッションなどを用意した客室に宿泊するプラン。オリジナルデザインのエコバック付
実施店舗:上野田原町駅、浅草蔵前Ⅰ、浅草蔵前Ⅱ、アキバ浅草橋駅東口、神田秋葉原、日本橋馬喰町、日本橋税務署前、日本橋浜町明治座前、東京駅新大橋前、日本橋三越前A4、日本橋人形町、東京駅八重洲北口、東京大手町、茅場町駅、門前仲町永代橋、東西線木場駅
注意事項:特別プランのため無料宿泊券の利用不可
東横INN公式サイト:https://www.toyoko-inn.com/news/notice/733

ライタープロフィール


suzuki(すずき)
福島県出身、東京23区東部在住のライター。千葉県出身の妻との2人暮らし。趣味は落語に散歩、B級グルメ。

   

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