大人の文化祭!? 食の最先端が集結「スーパーマーケット・トレードショー2025」がアツかった
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スーパーやコンビニでおなじみの「あの商品」が、どんな風に売られているのか? そして、これからの食品トレンドは? そんなワクワクを詰め込んだイベント「スーパーマーケット・トレードショー2025」(以下、SMTS2025)が、2月12日から14日まで千葉市の幕張メッセで開催されました。
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このSMTS2025、スーパーや食品業界のプロ向けではあるものの、新商品から最新技術、試食も盛りだくさんで一般人が参加しても楽しい!(そして、おいしい!)全国47都道府県から1,400社以上、15か国の海外からも100社以上が出展し、今年の合計入場者数は77,305名にも及んだ、食の最前線を体感できる“満腹イベント”。
とてつもない情報量なので、グッときたスポットを動画とあわせて紹介させていただきます!
うまい棒『やおきん』のキャラクター愛がすごい
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数多くのブースがひしめく中、ひときわ目立っていたのが「うまい棒」の『株式会社やおきん』ブース。風神雷神を彷彿とさせる「うまえもん」のオブジェ、さらには金箔貼りの千手観音像まで! もはやアートの域に達しているディスプレイに、やおきんのエンタメ精神を感じました。
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「毎年ブースのデザインもアップデートしているんです。昔ながらの駄菓子屋のイメージだけじゃなく、新しさも伝えたいんですよね」と担当者さん。
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そのこだわりは服装にも!
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よ~く見ると、ネクタイに「うまえもん」とその妹「うまみちゃん」がいます!!!
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なんたるプレミア・ネクタイ!!!
感動のあまり撮影をうっかり忘れたのですが、スーツの下に「うまえもんカーディガン」を着用している方もいました。
お祭り感満載でうまえもんのハッピもとってもかわいい……!
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徹底したキャラクター愛に脱帽です! これからのアパレル展開からも目が離せません。
実演販売士のプロ技に釘付け!
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会場を歩いていると、真っ赤なエプロンの実演販売士・ボス水野さんを発見!
彼の巧みなトークに惹きつけられ、たどり着いたのは岐阜の郷土料理「鶏(ケイ)ちゃん」の老舗ブランド「萩屋ケイちゃん」ブース。味付け済みの鶏肉を野菜と炒めるだけで簡単に作れるとあって、近年注目度が急上昇。全国展開も進んでいるそうです。
ボス水野さんのプレゼンは、圧巻の説得力と熱力で大迫力! 「これは買っちゃうよな…」と感じる納得のトーク術でした。
さらに、会場では実演販売士・ジャンプ中澤さんにも遭遇。ぬいぐるみの相棒「ポン太くん」と繰り広げる変幻自在のトークに、思わず足を止めてしまいました。
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伝説のホップ、その名は「ソラチエース」
ジャンプ中澤さんが宣伝していたのは、サッポロビールの「SORACHI 1984」、このビールの主役ともいえるのが、伝説のホップ「ソラチエース」です。
1984年、北海道・上富良野町で誕生しましたが、ヒノキやレモングラスを思わせる個性的な香りが当時の日本のビール市場には馴染まず、国内ではほとんど使われませんでした。
しかし、1994年にアメリカへ渡ると状況は一変。「唯一無二の香りだ!」とクラフトビール業界で話題になり、瞬く間に人気が拡大。やがてヨーロッパへも広まり、日本生まれのホップが海を越えて“伝説”となったそう。諦めずに冒険を続けたホップ、かっこいい!
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そして会場では、この「SORACHI 1984」を特別なスタイルで楽しめる機会が……! “生ビール注ぎ分け”の名手として知られる、中野のビアバー「麦酒大学」の山本学長が、究極の一杯を注ぐという贅沢な体験を提供。
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さっそく試飲……
「余韻がすごい!!!」
爽やかな香りが口いっぱいに広がって、止まらないこの余韻。これはクセになる。
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SMTS2025は、“大人の文化祭”のようでした
大人がキラキラした表情で自社商品の魅力を伝え、来場者と熱く語り合う。どのブースも個性が際立ち、この3日間にかける本気度と熱量がヒシヒシと伝わってきました。参加者も、新たな発見に満ちたこの空間を、まるでお祭りのように無邪気な表情で楽しんでいるのが印象的でした。
スーパーマーケット・トレードショーはビジネス商談展示会ですが、事前登録をすれば社会人なら誰でも参加可能です。次回は記念すべき第60回―2026年2月、この“食の祭典”をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
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