インディロック・プロジェクトHoach5000、全曲初音源化の7曲を収録した1stアルバム『Orbit』を配信開始
東京を拠点に活動するインディロック・プロジェクト
Hoach5000は2021年に宅録による音楽活動を開始したインディロック・ソロプロジェクト。90年代J-popの影響を受けつつ、USオルタナやシューゲイザーを感じさせるサウンドを展開し、ライヴはサポートメンバーを迎えたバンドセットで行っている。
今作は
本人コメント
Hoach5000として約4年程活動してきて、初めてのフル・アルバムをリリースします。
今回Kou Ishimaru (Bearwear) 氏をプロデューサーに迎え、私一人では到底到達できないアレンジに仕上がった曲達が入っています。
制作をしていたとき、なんとなくミニマルな環境で作りたい気分だったので、レコーディングは宅録中心で進めていくなどして、全曲通してとてもリラックスした気持ちで制作することができました。そんな雰囲気を作品からも感じてもらえれば嬉しいです。
作品紹介 (レーベルからの作品紹介を元に加筆)
Hoach5000が活動を開始し4年を経て初めてのフル・アルバムとなる今作は、プロデューサーにKou Ishimaru (Bearwear) を迎え、Hoach5000にとって新境地となる仕上がりになった。
これまでの作品はオルタナティヴやJ-POPを軸としてポップでエモーショナルなものが印象的であったが、今作ではヘヴィシューゲイズやインディロック/ポップを取り込んだオルタナティヴ・バンドサウンドが広がっており、そこにエレクトロ要素が加わることで非常に耽美な世界観が展開されている。
M1 “Tamashii (悪夢 ver.)” ではヘヴィシューゲイズとスロウコア的なアプローチから退廃的な世界観が全体を支配し、Hoach5000としての芯を体感できる仕上がりとなっている。一転してM2 “Break it” ではUKロックやガレージロックのようなファジーなサウンド、彼女を取り巻く音楽シーンを体現したようなオルタナティブで確固たる存在感を示すものとなっている。そして今作のリード・トラックM3 “OK” へと続く。UKロックやガレージロックを軸としたバンドサウンド、ポストロック的な脱力感のあるボーカル、ホワイトノイズで結ばれる最後、細部に至るまでこだわり抜き音楽としての芸術性を高め、溢れんばかりの想いが歌詞に込められている。どこかシリアスで鬱屈とした雰囲気が全体を包んでおり、彼女の音楽性との親和性が遺憾なく発揮されている。自身の音楽ジャンルを “ベッドルーム J-POP” や “NEO J-POP” と評するように、内省的でどこか浮世離れしたようなふわふわとした世界観が、ローテンションなサウンドに乗って聴き手にしっとりと染み込んでいくようである。
Kou Ishimaruの手腕を感じさせる部分が作品全体に散りばめられており、バンドサウンドとエレクトロサウンドとの絶妙なバランスによって生み出されるグルーヴが聴き手を包み込み虜にする。ミニマムな制作環境で制作されていながらも、さまざまなジャンルを行き来するように、そして自由に羽ばたいていくように世界観が広がっていく。これまでのHoach5000にはない新たな表情をぜひ堪能してほしい。
リリース情報
『Orbit』
リリース日 : 2025年2月12日
フォーマット : デジタル
レーベル : FRIENDSHIP.
収録曲 :
1. Tamashii (悪夢 ver.)
2. Break it
3. ON
4. Bad Reputation
5. Sunscreen
6. Morning
7. たましい
ライヴ情報
LIVE HAUS “eye”
日程 : 2025年2月25日 (水)
会場 : 下北沢 LIVEHAUS
出演 : Hoach5000 / BLUEVALLEY (solo set) / QUINCAMPOIX
Re: I MADE ROOM #6
日程 : 2025年3月2日 (日)
会場 : 西調布 Studio REIMEI
出演 : Hoach5000 / Dead By Inches / momonesuko / SAGOSAID
Hoacherri Spectacular Night
日程 : 2025年3月22日 (土)
会場 : 下北沢 LIVEHAUS
出演 : Hoach5000 / Cyber Cherry
アーティスト情報
Hoach5000
Youtube : @hoach5000
X : @hoach5000
Instagram : @hoach5000
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