【兵庫県神戸市】子供向け防災ワークショップを開催。防災カードゲームや非常食試食体験も!
防災設備の設計施工を手掛ける「神防社(こうぼうしゃ)」が、3月1日(土)に子供向けの防災ワークショップを開催する。同社製品の災害用携帯トイレ「モラスマイ」や、プラスアーツ監修のカードゲームを用いて、子供が防災に興味を持つきっかけを作ることを目的としている。
防災用毛布の使用体験や非常食の試食を実施
今回開催される防災ワークショップは、子供の防災意識向上を目的とし、防災ボードゲーム・クイズを実施する。
また防災用毛布の使用体験や、非常食の試食、非常用トイレの実演も行う。開催場所は、神戸市内。参加申込みをした人に詳細を知らせる。ワークショップに関する問い合わせは、神防社まで。
3種の防災カードゲームを体験
ワークショップにて使用する防災ボードゲームは、防災カードゲーム「シャッフルプラス」「なまずの学校」「みんなで遊んでたすカルテット」。
「シャッフルプラス」は、いざという時に役に立つ、AEDの使いかたや緊急用トイレの作りかた、簡易マスクの作りかたなど「防災機器」「インフラ」「衛生(感染症対策)」「食事」のジャンルから合計16種類の防災の知識をカードゲームで遊びながら身につけることができる。
「なまずの学校」は、地震などの災害で発生するトラブルを紙芝居形式で出題(全18問)し、トラブルを解決するのにもっともふさわしいと思う「なまずカード(アイテムカード)」を出して得点を競うゲーム。実際に阪神・淡路大震災や東日本大震災を体験した人々へのヒアリングやアンケートを基に作られたクイズが特徴的だ。
「みんなで遊んでたすカルテット」は、東日本大震災の被災体験を反映した防災カードゲーム。「地震」「津波」「サバイバル」など10のテーマに分かれており、各テーマのカードは4枚組1セット。それぞれのテーマに関するキーワードが書かれた4枚をそろえていくゲームとなっている。4枚をそろえていく過程で、テーマとキーワードを繰り返し口にすることで、自然と防災に必要なことを覚えることができる。
防災プロジェクトの開発・実施を行う
「プラスアーツ」は、「防災は、楽しい。」をモットーに、楽しく学べる防災グッズや防災プロジェクトの開発・実施を行っているNPO団体。主な事業内容として、アート事業(イベント)の企画・運営(まちづくり・防災・環境・教育・福祉・国際協力)や、防災商品の展示・販売などがある。独自の「プラス・アーツメソッド」を採用し、防災プロジェクトを成功に導くための方法論を実践から生み出している。
防災に関する幅広いサービスを提供
「神防社」は、創業16年の防災の新しい「カタチ」を創造する会社。消防設備の設計施工・保守点検、消防防災用品の販売、消防訓練など、防災に関する幅広いサービスを提供している。
創業メンバーを含め多くの従業員が阪神大震災を経験しており、近年増えつつある自然災害に備えるため、防災グッズの商品開発にも注力している。また消防・防災関連の商品はECサイトで購入可能。同社は安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、「生命、財産、生活環境」を守ることで社会に貢献することを目指している。
神戸の防災の会社「神防社」が開催する子ども向け防災ワークショップを、この機会にチェックしてみては。
(江崎貴子)
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。