海外旅行好き必見! BaaSの旅は準備が9割? Box貯金と海外旅行の相棒[#1 日本で準備編]
海外旅行好き必見!みんなの銀行とRevolutを使い倒してお得・身軽・安心な海外スマート旅を実現する
※この記事は『みんなの銀行 公式note』からの転載です。
これは「BaaS(Banking as a Service)」や「組み込み型金融」というジャンルのお話になりますが、みんなの銀行とRevolutのAPI連携開始を記念して両社広報担当が海外旅行を敢行し、「みんなの銀行×Revolut」のお得・身軽・安心な使いこなし術を実際の旅行記にのせて発信するものです。
旅行記を通じてBaaSが実現する世界を疑似体験できるので、海外旅行が好きな方、海外出張が多い方におすすめです。
この記事の登場人物
・みんなの銀行 CXO Office 広報・市原(筆者)
・REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN 広報・新居さん
“どれだけ事前に準備するかで、結果は本番前に(旅行前に)決まっているのだ!”――なぜかだいぶ前のめりな意識でBaaSの旅企画にのぞむ、みんなの銀行とRevolutの両広報。韓国旅行記の連載1回目では企画の背景をお話するとともに、お得・身軽・安心な海外旅行を実現するための下準備として、みんなの銀行とRevolut活用の最初のステップを紹介していきます。
※この記事で紹介する韓国旅行記は、みんなの銀行とRevolut のAPI連携開始日(2024年10月17日)に合わせて公開するために旅行自体はそれ以前に実施しています。そのため一部のAPI連携シーンではプロトタイプを使用しており、実際のアプリ画面とは異なる部分がありますので予めご了承ください。
Step01_一連の体験価値をどう伝えるか。そうだ、海外旅行に行こう!
世界が注目する新しいジャンル BaaS(Banking as a Service)/組み込み型金融
今から30年も前、ビル・ゲイツ氏が発した有名な言葉に、「Banking is necessary, but banks are not.(銀行の機能は必要だが、銀行は必要ではない)」というものがありました。
これは銀行がなくなることを意味しているのではなく、これまでの銀行のカタチから「金融機能単位であらゆる産業に組み込まれていく」未来の銀行のカタチを明示したものでした。
これこそが近年世界が注目する新しいジャンル、BaaS(Banking as a Service)/組み込み型金融と呼ばれているものです。
BaaSの説明が過ぎると楽しい旅行記ではなくなるので、まずは旅行記を書くにいたった背景を書いていきたいと思います。
API連携開始に向けた広報作戦会議
きっかけは、BaaSにおけるAPI連携開始に向けた広報作戦会議でのこと。
日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」の広報・市原(筆者)と、グローバルで展開する世界最大規模の英国発デジタル金融サービス「Revolut(レボリュート)」の広報・新居さんの間では、ざっくばらんにこんな話をしていました。
両社広報「BaaSが実現する新しい世界とか、金融がみんなの暮らしにシームレスに溶け込んでいくと言われても、“カタチとして見えるものではないので、今いちピンとこない”というのが多くの人の本音かも……?」
・みんなの銀行とRevolutがAPI連携することで、お客さまにどんな体験価値を提供できるのか
・BaaSもAPIもまだまだ業界内だけで盛りがっている事実(←いえ先進的なテクノロジーなんですけどね!)
・ハウツーを並べるだけではなく、お客さまと一緒にイメージを共有できるストーリーがあるといいかも
・そうなると、コンテンツがあるともっといいかも
・#スマート旅 #スマホ旅 #タイパ旅 #コスパ旅 とか……
・トラベルテーマの読み物とかどうだろう
「何」を「どう」届けるのか
コミュニケーションを始めて間もなく、「みんなの銀行とRevolutを組み合わせて使うことで実現する “お得・身軽・安心”な海外旅行という一連の体験価値をお届けしたい」というところまで目線が合ってきました。
■ みんなの銀行×Revolutでお届けしたい体験価値を考える
物価高の今、コスパのいい海外旅行がしたい →「お得」
タイパのいい、スマートな海外旅行がしたい →「身軽」
海外だからこそ、不安のない旅行がしたい →「安心」
海外旅行のリアルな体験=旅行記コンテンツ
そして本記事をご覧の皆さんに、BaaSが実現する世界をより自分ごとに置き換えてイメージしていただけるよう、中の人(みんなの銀行とRevolutの広報)が両社サービスを組み合わせて実際に海外旅行を敢行し、そこでのリアルな体験を旅行記コンテンツとして発信していくことで合意しました。
ということで。女子旅人気ナンバーワン「韓国」に行ってきます!
Step02_1泊2日弾丸旅!Boxで旅行資金を貯めよう
まずは行先・日程・予算を決める
企画の設計にあたって気をつけたのは、「Z世代を中心としたデジタルネイティブ世代の気持ち」になって旅行を組み立てること。
・行先:韓国
・日程:1泊2日
・飛行機:旅費をおさえるためLCC
・予算:合計5万円におさめたい
(内訳)飛行機+ホテルで4万円、食事・交通費・買い物で1万円
旅行資金5万円は今ある貯蓄からひねり出すことも可能な金額ですが、みんなの銀行にはモチベを上げながらお金を貯められるBox(貯蓄預金)という機能があります。
1日820円!みんなの銀行で「韓国旅行Box」作成
貯金スタイルは人それぞれですが、筆者は毎日コツコツちりつも貯金派。
みんなの銀行で「韓国旅行Box」を作成した後、「目標金額」「目標日」「スケジュール」を下のように設定したところ……、毎日820円の自動積立(自動振替)で目標金額を達成できるようです。
■ 韓国旅行Boxの設定
・「目標金額」を5万円
・「目標日」を2カ月後
・「スケジュール」を毎日
1日820円!! 日々のラテマネーやコンビニ代を見直せば、ストレスなく(←ここ大事)できそうな気がします。
今日から計画的に貯金スタートです。
Step03_海外スマート旅の相棒、Revolutでアカウントを開設しよう
時間に余裕を持ってアカウント開設する
(写真提供:Revolut)
みんなの銀行の「韓国旅行Box」で貯金をスタートさせたら、すぐに取り掛かりたいのは、世界最大規模のデジタル金融サービス「Revolut」のアカウント開設。
Revolutとは
全世界で5,000万人超が利用している次世代型金融アプリ。アプリ内でお金をRevolutカード(リアルカード・バーチャルカード)にチャージすると、Visaのデビットカードとして国内外の支払いが可能に。世界35以上の通貨に(お得な為替レートで)両替する他、海外ATMでの現地通貨の出金、また200以上の国や地域への海外送金なども行えます。
https://www.revolut.com/ja-JP/[リンク]
このRevolutこそ今回のテーマである「#海外スマート旅」を実現するための必携アプリとなるわけですが、Revolutカードにはリアルカードとバーチャルカードもあり、利用シーンによって使い分けることができます。
忘れないで!リアルカード発行申込み
アカウントを登録し、本人確認を完了したら、カードの申込みです。その時にアプリ内の[カード]タブから、リアルカード発行も申込んでおきましょう。
ちなみに、リアルカードは最大6枚、バーチャルカードは最大20枚発行することも可能で、カード番号もそれぞれ異なります。
申込み後にリアルカードが配送されてくるのですが、手元に到着するまでに少し時間がかかるので、決してアカウント開設とリアルカード発行申込みが「旅行直前」とならないよう、スケジュールに余裕を持って手続きすることを強くおすすめします。
参考までに、東京在住の筆者の手元にリアルカードが届くまで8日間ほどだったと記憶しています。
なお、2024年7月15日付けのスタンダードプラン規約の変更以降、スタンダードプランのお客様が最初に発行されるリアルカード発行には発送料(500円)がかかります(速達の場合は発送料2,000円)。2枚目以降のカードについての発送料はこれまで通り、通常郵便500円、速達2,000円です。
リアルカードの有効期限の更新に伴い新しいリアルカードが再発行される場合、その再発行に伴う普通郵便による発送料は無料となります。
※Revolutカードの発行料について詳しくは以下のブログに記載されています。
https://www.revolut.com/ja-JP/blog/post/order-your-revolut-card-jp/[リンク]
みんなの銀行Circle経由で特典あり
(写真:みんなの銀行アプリのCircle画面)
ここでお得情報です。
みんなの銀行にあるCircle画面からRevolutのサービスにアクセスするとお得な情報や特典を受け取ることができるので、Revolutのアカウント開設前に、忘れずCircleをチェックしてみてください。
リアルカードが到着したら即アクティベーション(有効化)
Revolutからお待ちかねのリアルカードが到着。
届いたばかりのリアルカードは、そのままでは利用できません。Revolutのアプリとリアルカードを手元に用意して、すぐにアクティベーション(有効化)しましょう。
アクティベーションは簡単にできました。操作方法は、アプリの[カード]タブから、リアルカードに記載される16桁のカード番号を入力するだけ。
このリアルカード、自身でアクティベーションするまでは利用できませんので、安心感がありますね(バーチャルカードはRevolutアカウントを開設した時点ですぐに利用できます)。
みんなの銀行・Revolutをスマホのウォレットに登録
(写真:iPhoneのウォレットにはRevolutカードを登録できない、つまりApple Payを設定できないので注意しよう)
日本国内はもちろんですが、海外旅行でもGoogle Pay ・Apple Pay(※)でスマホのタッチ決済ができたら、支払いの度にバッグからお財布を取り出さなくて済むのでスマートですよね(これぞ #海外スマート旅 )。
早速スマホのウォレットに、みんなの銀行デビットカード・Revolutカードを登録します。
今回はそれぞれのサービスのメリットを最大限活用するために(韓国旅行記#2で詳しくご説明します)、日本国内ではみんなの銀行デビットカードを、海外ではRevolutカードを、ウォレットのメインカードに設定。
筆者はiPhoneユーザー、Revolut広報の新居さんはiPhoneとAndroidの2台持ちだったので、日本国内と海外現地において、両方のデバイスを使って決済を試すことができました。
各スマホでのタッチ決済シーンは、記事の中で紹介していきます。
※Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはこちらをご覧ください(https://support.apple.com/ja-jp/HT208531)
※Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です
※Google Pay のご利用には、Google ウォレット™ アプリのダウンロードが必要になります
※Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ アプリ 9.0.0以上で利用できます
※Android、Google Play、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です
Google Pay・Apple Payに登録しても、Revolutリアルカードは必携
ここでひとつ注意があります。
先ほどGoogle Payにみんなの銀行デビットカードとRevolutカードを、Apple Payにみんなの銀行デビットカードを登録する話をしたばかりですが、日本にRevolutリアルカードを置いたまま海外旅行に出かけないように気を付けましょう。
海外のお店の中には、レジ端末がタッチ決済に対応していないお店もあり、そうすると支払い時にGoogle Pay・Apple Payが利用できず、Revolutリアルカードが必要となります。
ちなみにこのリアルカード。お店のレジ端末によって「タッチ」「スワイプ」「差し込み」するタイプがありますので、お店の案内に従って支払いしましょう。
本旅行記では「#スマホ旅」もうたっていますが、Revolutリアルカードは絶対に忘れないでね!
「#2 まだまだ日本編」に続く~知らないと損? 海外でかかる手数料を考える
仕事をしたり、韓国グルメの情報を収集したり、Revolutのアカウントを開設したりしているうちに、あっという間に2カ月が経過していました。
毎日820円のちりつも貯金で旅行資金5万円が貯まったので、 次回は、外貨建て決済におけるRevolutカードのお得ポイントを紹介し、飛行機やホテル等の各種サービスを事前申込していきます。
(執筆者: みんなの銀行)
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