宮崎県日南市の歴史的建造物「旧梅村邸」再生プロジェクト始動!クラファンにも挑戦


建築設計・デザインを手掛ける、宮崎県日南市のPAAK DESIGNは、空き家となっている歴史的建造物「旧梅村邸」を再生し、パン屋・ホテル・イベントスペース、物販機能を兼ね備えた地域の新たな観光拠点を創出するプロジェクトを、クラウドファンディングサイト・for good!にて、2月14日(金)よりスタートする。

「旧梅村邸」を地域文化の新たな観光拠点へと蘇らせる


「旧梅村邸」は、大正15年築の歴史的建造物だ。


外観は、漆喰造りの装飾や、彫刻を施した持ち送り、格子の上げ下げ窓、


内観は、高い天井の廊下、入れ子構造になっている和室、和室と洋室が絶妙に接するキッチンなど、和洋折衷の美しい意匠が特徴だ。

しかし、10年以上空き家の状態が続き、解体の危機に瀕していたという。


PAAK DESIGNは、過去に古民家を宿泊施設やカフェとして再生した実績を活かし、「旧梅村邸」を地域文化の新たな観光拠点へと蘇らせるプロジェクトを立案。


パン屋とイートインスペースの運営する「食事業」、


宿泊施設を提供する「宿泊事業」、お土産の販売やプロダクト開発を行う「物販事業」、


1Dayマーケットやワークショップを行う「文化交流事業」を展開するという。


同プロジェクトは、地域の歴史と文化を守りながら、地方創生を実現することを目的としている。

そのために、「歴史的建造物(洋館)の保存と地域文化の継承」「観光まちづくりを通じた持続可能な地方創生モデルの構築」「飫肥城下町の魅力発信による地域認知度の向上」「滞在型観光を軸とした地域経済の循環促進」「観光拠点の開発を通じた雇用創出」の実現を目指すという。

プロジェクトの資金調達のためクラファンに挑戦

また同社は、プロジェクトの資金調達の一環として、2月14日(金)~5月14日(水)の期間、for good!にてクラウドファンディングを実施する。

「パン香る宿。築100年の洋館を改修し、飫肥城下町がにぎわう観光拠点をつくりたい!」と題したプロジェクトでは、目標金額を1stステップ・500万円、2ndステップ・1000万円として支援を募る内容だ。



リターンとして要されているのは、「プロジェクトオープニングチケット」「マルシェ参加チケット」「PAAK DESIGNオリジナルクラフトコーラ(PAAK COLA)」「PAAK DESIGNオリジナル古材時計」「日南醤油3本セット」など。

クラウドファンディング終了後は、6月中にリターンを発送予定。6月に内装改修工事開始予定、12月にグランドオープン予定だ。

PAAK DESIGN代表のコメント

PAAK DESIGNの代表取締役・鬼束準三氏は、「このプロジェクトは、飫肥の100年後に繋げる新たな一歩です。このプロジェクトをきっかけに、 飫肥に若い人が集い、新しいチャレンジや豊かなコミュニティができていくことを目指しています。応援よろしくお願いいたします!」とコメントを寄せている。

築100年の洋館「旧梅村邸」を次の100年へつなぐ、歴史的建造物再生プロジェクトを応援してみては。

for good!:https://for-good.net/
プロジェクト名:パン香る宿。築100年の洋館を改修し、飫肥城下町がにぎわう観光拠点をつくりたい!

PAAK DESIGN公式WEBサイト:https://paak-design.co.jp
「旧梅村邸」再生プロジェクトについて:https://obini-tasuki.jp

(佐藤ゆり)

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