【東京都新宿区】YUICHI TOYAMA.が、新宿伊勢丹本館でリミテッドストア「眼鏡と工芸展」を開催!
2024年、青山・骨董通りに旗艦店「YUICHI TOYAMA. TOKYO」をオープンしたYUICHI TOYAMA.は、2月1日(土)〜4日(火)の4日間限定で、新宿伊勢丹本館5階にて「眼鏡と工芸展」と題したリミテッドストアを開催する。
工芸品としての眼鏡というコンセプトを再現
「YUICHI TOYAMA. TOKYO」のリミテッドストア「眼鏡と工芸展」は、眼鏡と日本を代表する工芸作家、アーティスト、デザイナーによる作品が一体化した特別な空間。
工芸品としての眼鏡というコンセプトがそのまま再現される。
「眼鏡と工芸展」には、「YUICHI TOYAMA. TOKYO」に作品を提供している橋本知成氏、大蔵山スタジオに加え、「YUICHI TOYAMA.」からラブコールを送ったという日本人アーティスト中根楽氏、オーガミノリ氏等も特別参加。
新たな「YUICHI TOYAMA. TOKYO」を表現する実験的な試みになるという。
「江戸鼈甲」を用いた限定モデルを特別販売
また、「眼鏡と工芸展」では、伝統工芸品の「江戸鼈甲」を用いたYUICHI TOYAMA.の限定モデルを特別販売。
鼈甲眼鏡の作り手として日本を代表する、創業1956年の「大澤鼈甲」と鼈甲がもつ独特な風合いと奥行きを表現するために試行錯誤を重ねられた。
表面の質感やボリューム感など、細部までこだわり完成したフレームは、伝統的な鼈甲とモダンなデザインを調和させ、素材の魅力と丁寧な手仕事の結晶が息づく工芸品としての眼鏡となっている。
出展者を紹介
「眼鏡と工芸展」に出展する、工芸作家・アーティスト・デザイナーを紹介しよう。
橋本知成氏は、独特な金属質のテクスチャーを持った重厚感のある陶芸作品を制作し、これまで国内外で数々の展覧会で発表してきた。球体を含めた巨大な作品も含めて、すべて手捻りで土を積み上げて成形。最終的に金属質の高い釉薬を施したのち、レンガを積み上げた巨大な窯でゆっくりと焼き上げている。
大蔵山スタジオは、初代の山田長蔵氏が、宮城県特産の石・伊達冠石の採掘を始めたところからスタート。1972年には彫刻家イサム·ノグチ氏がこの地を訪ね、自身の作品に伊達冠石を使いはじめてから、やがて多くの文化人との交流が増え、大蔵山はサロンのような場になっているという。
伊達冠石は、近年デザイナーやアーティストから改めて注目を集めているのだとか。表面は風合い豊かな茶褐色で、内部は深みのある黒色をした伊達冠石は、コントラストを生かす加工を施すことで他の石材にはない魅力を輝かせているのが特徴だ。
中根楽氏は、時を経て自然が生み出した景色や、使い込まれた古道具の佇まいなど、自身が心地よいと感じるものからインスピレーションを受けて作陶に励んでいる。
同氏は、「時間を感じるもの」が好きで「窯の中のどのような景色が生まれるのが楽しみ」だという。ヒビの表情が美しい「罅化粧」のオブジェやうつわは、使い手との一期一会を期待しながら制作されている作品だ。
オーガミノリ氏は、1982年生まれで、2006年東京藝術大学大学院漆芸専攻修了。
卒業後は漆作家として、オブジェやヘアーピースなどの装飾物を手がけていたが、環境と心境の変化から2017年より絵を描き始めた。
切りっぱなし洗い晒しのキャンパス生地に珈琲染の紙に、主にアクリル、カーボン、ペンなどで描き支持体がもつ素材感の波打つ表情のまま仕上がりとし、自然に発生したような記号で描かれている。作家自身、即興という言葉を好み、あくまでも無作法に湧く線や面をキャンバスに落とし込んでいるという。
この機会に、工芸品としての眼鏡を見ることができるリミテッドストア「眼鏡と工芸展」に足を運んでみては。
■YUICHI TOYAMA.「眼鏡と工芸展」
期間:2月1日(土)~4日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館5センターパーク/ザ・ステージ#5
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10:00~20:00
■YUICHI TOYAMA.TOKYO(直営店)
住所:東京都港区南青山5-12-3 小田急南青山マンション1F
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日
YUICHI TOYAMA.公式HP:https://yuichitoyama.com
YUICHI TOYAMA.公式Instagram:https://www.instagram.com/yuichi_toyama_official
(佐藤ゆり)
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