大阪保健医療大学で、言語聴覚士の仕事内容を解説する公開講座を開催!


大阪保健医療大学の言語聴覚専攻科は、シリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する – 発音と聴覚の仕組みを学ぶ全3回シリーズ」の第3回を、2月22日(土)に、大阪保健医療大学2号館講堂で開催する。

講座開催の目的

言語聴覚領域は多くの人にはまだあまり知られていない分野だが、この領域の重要性や言語聴覚士の専門性と貢献についての理解を深めてもらうために、公開講座が企画された。この講座を通じて、言語聴覚領域の知識を広め、言語聴覚士の専門性に光を当てる機会となればと考えているという。

小学校教員・保育士・放課後デイ職員・児童発達支援事業所スタッフのほか、音声学や言語学に興味のある大学生、子供の発達に興味のある人、子供の発音が気になる保護者、家族の介護をしている人、言語聴覚士に興味のある人や目指している人など、興味のある人は誰でも参加できる。

ことばと聴こえについて、わかりやすく解説


普段なにげなく使っていることば。話すことと聞くことはコミュニケーションの根源だ。「ことばと聴こえを科学する」では、同学教員やゲストスピーカー、臨床現場で活躍している修了生がことばや聴こえ、コミュニケーション支援について、アカデミックな内容から支援の方法まで、言語聴覚療法の実際を含め、ことばと聴こえを科学的な視点からわかりやすく解説する。

第3回の講座内容

第3回の講座では、“言語聴覚士の仕事~臨床の現場から~”をテーマに、「言語聴覚士はどこでどのようなことをしているの?」といった疑問を持つ人に、言語聴覚士について知ってもらうための講座となっている。

プレゼンターは、同学修了生で、急性期病院、回復期病院、小児領域の異なる領域で活躍する現役言語聴覚士。具体的に臨床現場の日常や仕事の内容について伝える。また、直接質問ができる時間もあり、臨床の実際を知ることができる。

「ことばと聴こえを科学する」第3回概要

「ことばと聴こえを科学する」第3回の開催時間は13:00〜15:10で、受付開始は12:30~。参加費用は無料。参加定員は150名で、事前予約制。予約については詳細ページで確認を。当日の申込は、大阪保健医療大学公式HPに記載されているフリーダイヤルから問い合わせよう。

なお、自然災害を考慮し、当日の開催や内容を変更する場合がある。開催状況については、大阪保健医療大学公式HPで確認を。

第2回開催の様子


2024年12月に開催された第2回の講座では、“聴こえにまつわる耳寄りな話 ~子どものことばの発達から高齢者の認知症予防まで~”をテーマに、聴覚障害の原因と対処法や、補聴器の正しい買い方・使い方についての説明が行われた。

参加者からは、「補聴器は正しく使うととても便利なものだろうと思いました。たくさんの機能がついていて驚きました。多くの人に適切な補聴器が行き渡るようになってほしいと思いました」「補聴器について、購入に際して正しく購入しなくてはいけない事がよく分かりました。補聴器を正しく使用できていない方が、身の回りには沢山いらっしゃる様です。情報が、届いていないと感じました」といったコメントが届いたという。

大阪保健医療大学 言語聴覚専攻科について


大阪保健医療大学の言語聴覚専攻科は、4年制大学卒業者を対象とした2年課程で、患者に寄り添える「心あるST」「現場で役に立てるST」を目指し養成教育を行っている。


言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist:ST)は、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)と並ぶリハビリテーションの専門職であり、社会的ニーズの非常に高い医療従事者だ。言語聴覚障がいに関する専門的な知識と技術をもち、障がいをもつ患者がより豊かな人生を送れるよう支援する。

言語聴覚領域の臨床現場の日常について知ることができる公開講座「ことばと聴こえを科学する」に参加してみては。

■大阪保健医療大学 2号館 (天満橋キャンパス)
住所:大阪府大阪市北区天満1丁目17番3号
HP:https://ohsu.ac.jp

講座詳細:https://st.ohsu.ac.jp/event/2025-2-22

(yukari)

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