【青森県十和田市】日本の道100選もある、十和田市の町並みを歩こう

青森県十和田市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、青森県十和田市を写真とともに紹介する。

Vol.380/青森県十和田市

奥入瀬渓流から東へ進み、十和田市街地へ入っていった。十和田市街地の印象は、なんといっても綺麗に整備された区画と町並みだ。官庁街通りは「日本の道100選」にも選ばれていて、桜が咲くと道路沿いが一気に華やかになるという。前回の市町村一周の旅でも訪れたことがあって、そのときも碁盤目状の整った町並みだなあと思ったけれど、今回もやはり同じことを思った。また、人気の観光スポットの一つには、「十和田市現代美術館」が挙げられるだろう。ぼくも前回の旅ではワクワクして訪れて、自分の知らない美術の世界に吸い込まれるようだった。草間彌生さんの作品が屋外に展示されていることも、特別感を感じてしまう。

十和田中央公園

りんごのオブジェだ

おだやかな時間

ゆったりと

昔ながらの風景も

提灯だ。お祭りがあるのかな

居酒屋やスナックも

前回は十和田市現代美術館に訪れて、あまり町並みを散策できていなかったので、今回はゆっくりと官庁街通りや周辺を歩いてみることにした。十和田中央公園は地元の方々の憩いの場所になっていて、おじいちゃんがのんびりしていたり、休憩所では高校生たちが勉強をしているようでもあった。高校生からすれば、いつか学生時代を振り返るときに、この場所を思い出すのかもしれない。

また、官庁街通りのように整った風景もあれば、昔からの懐かしさある町並みも広がっていた。赤い提灯も道路沿いに吊り下げられていて、お祭りがあるのかなあと思う。細い路地には多分居酒屋やスナックも密集していて、地元の方々の集まる場所なのかなあと想像を膨らませた。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

 
 
 

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ストレートプレス

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