「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」参加者の募集がスタート！実地研修も実施

ワヲジャパントラベルは、愛媛県が主催する令和6年度の「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」を昨年度に引き続き担当している。今回、講座参加者の募集を開始した。応募締切は、2月3日(月)正午まで。参加決定通知は、2月5日(水)中に連絡する。

研修後の活躍に向けた場も創出

コロナ後、訪日外国人の数は毎月増え続けており、一年を通した累計数でも昨年は過去最多となり、11月時点で約340万人を記録(※1)した。愛媛県内でも外国人の延べ宿泊者数が増加しており、昨年6月、コロナ前の2019年同月との伸び率で159.2％を記録(※2)。国際線の直行便が増加していることが要因として考えられており、今年行われる大阪万博を契機に、更なる訪日外国人の来訪が期待されている。

そんな愛媛県では、県内を周遊する訪日外国人を案内するインバウンドガイドを育成する研修を積極的に行っており、今年度も実施する運びとなった。

研修では通訳案内士の資格保有の有無に関わらず、インバウンドガイドとして活動する意欲のある人を対象としている。研修は3部構成となっており、受講生はまずは業界で活躍する人及び有識者の人々からインバウンドガイドとしての基礎知識や愛媛県の観光コンテンツをオンライン座学講座に参加し、基礎的な知識を学んでもらう。

次に県内でも訪日外国人に人気のある松山と今治を訪問し、ガイディングの練習を行う実地研修に参加してもらう。さらに、今年度は新たな取り組みとして、愛媛県内の事業者と受講生をつなぐ情報交換会も開催し、ガイドとしての知見と経験を培うだけでなく、研修後の活躍に向けた場を創出する。

オンライン座学講座の内容をチェック

「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」の内容を紹介しよう。受講料は無料。

オンライン座学講座1日目の開催日時は、2月20日(木)12:00～14:00。講座①「インバウンドガイディングの基礎」の講師は、ワヲジャパントラベルの高木健一氏が務める。

講座②「愛媛県の観光スポットについて：道後温泉と今治」の講師は、花岡直樹建設事務所・花岡直樹氏と、今治地方観光協会・山﨑昭二氏が務める。

2日目の開催日時は、2月21日(金)12:00～14:10。講座③「愛媛県の通訳ガイドとして必要なこと」の講師は、四国ツアーズ代表取締役社長・ロッド・ウォルターズ氏が務める。なお、この講座は英語での講義となる。

講座④「現役ガイドの経験から話す県内スポット」の講師は、四国観光通訳協会会長・全国通訳案内士の伊藤和夫氏が務める。

訪日外国人に人気の松山と今治で実地研修

実地研修は、1日目に松山市。2日目に今治市で実施される。

1日目の開催日時は、2月28日(金)10:00～17:00を予定している。周遊場所は、松山城、道後温泉、石手寺(予定)。2日目の開催日時は、3月1日(土)9:30～17:30を予定している。周遊場所は、今治タオル美術館、今治市サイクリングステーション、亀老山展望公園(予定)。

また、情報交換会を3月7日(金)14:00～16:00に開催予定。場所は、松山市駅近くの会議室にて。

募集要項や注意点などの詳細は、ワヲジャパントラベルの「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」ページにて確認しよう。

実践的な研修を通して知見と経験を培う「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」を、この機会にチェックしてみては。

「愛媛県内周遊旅行対応ガイド育成講座」募集要項や注意点：https://wawojapan.co.jp/ehimeguidetraining2025/

※1 https://www.jnto.go.jp/news/press/20241218_monthly.html
※2 https://yamatogokoro.jp/inbound_data/54549

(江崎貴子)