仏人画家・Yann Le Gal氏が10周年記念展開催に向け、クラファン実施中
フランス人画家のYann Le Gal(ヤン・ル・ガル)氏は、京都人100人を描いた肖像画の京都での10周年記念展開催に向けて、クラウドファンディングを2月22日(土)まで実施している。
同氏は、京都人ポートレイトの活動10周年を記念した展示会を通じて、京都の伝統工芸や文化をより多くの人々に届ける活動を継続していく考えだ。
2013年から2014年に描いた京都人肖像画
Yann Le Gal氏は、1月現在、石川県金沢市で活動しているフランス人画家だ。
同氏が、2013年~2014年に描いた100人の京都人肖像画は、2014年に京都府文化博物館ギャラリーにて、1週間展示された作品だ。
屏風仕立てになっている圧巻の作品で、人々を魅了。この作品は、同年の芸術祭“木津川アート”に入選し、全国からの多くのアートファンが観覧する機会を得た。
作品自体の量は、1枚の絵が畳サイズ(180cmx90cm)で、それが100枚ある。定期的に展示するにも、また後世に残す貴重な文化的財産となる作品として保存していくためには、経済的空間的にも容量の要るスケールの大きな企画。現在は、同氏を支援する協力者のサポートによって、大事に保管されている。
“京都人”を新発見できるアート作品
そこから10周年を経た2024年、定期的展示と保存を目的とした企画として、再出発させることに。
新たにこのアートに興味や関心を持つ人々と繋がることで、活動を応援したいと思う人々と、一緒に展示会を作っていくために、便利堂での開催に向けて、ALL OR NOTHINGシステムのクラウドファンディングを実施中だ。
2013年~2014年に制作された、同氏の視点からみた京都人100人分のポートレイト・アクリル絵画には、伝統工芸職人、アーティスト等京都府に生き、携わる文化人や様々な職業、趣味、活動、生き様を持ち暮らす100人のモデルが登場。その出会いの中から、個性豊かな“人”を映し出し描かれている。
社寺仏閣や観光のイメージを超え、京都に住む其々の人の暮らしから“京都人”を新発見できるアート作品だ。
筆使いや色を直接見て感じてほしい
同氏の作品の筆使いや、ダイナミックス、物語から滲み出る色は、直接見てこそ、その作品が持つメッセージ性を感じられるだろう。
運営のきょう と え と おとは、京都で働き生活する人々の、ユニークな生き様を描いた同氏の作品は、10周年を記念した展示会を通じて多くの人々に影響を与え、伝えるための活動であると考えている。
インターネットを通じて多様な情報が繋がる時代に、アートに興味ある人同士、または過去にこの企画に関わった人同士がこのアートを通じて、アーティストの可能性や応援の中でコミュニケーションアートを見出し、アーティストとともに展示会を一緒につくっていくきると事ができるいうプロセスを楽しんでもらいたいという。
クラウドファンディングのリターングッズは、『京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 限定カヴァー “Summer”付美術本・サイン入り』、
『「京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal」美術本』、
『オリジナル手拭い 〜藍〜』など。
Yann Le Gal氏作品の個性を直で感じられる企画展。リアルで見るからこそ感じられる同氏の筆づかい、色を体感するために同展とクラウドファンディングについてチェックしてみては。
■「京都人ポートレイト100 by Yann Le Gal 10周年展」開催概要
展示会場:京都 便利堂ギャラリー
住所:京都府京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302番地
展示期間:3月28日(金)~4月6日(日)
READYFOR:https://readyfor.jp
プロジェクト名:フランス人画家の京都での展示会
© 4 Seasons Yann Le Gal
(鈴木 京)
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