【福島県大熊町】地域復興の象徴となる民間ホテル「タイズヴェルデホテル」完成!庭園設計は石原和幸氏

タイズヴェルデホテル 竣工記念イベント

福島県双葉郡大熊町に本社を構えるタイズスタイルは、同町にて新たな宿泊施設「タイズヴェルデホテル(TIES VERDE HOTEL)」が12月19日(木)に竣工したことを発表。同ホテルの開業は2025年1月11日(土)を予定している。

「タイズヴェルデホテル」について

「タイズヴェルデホテル」は、大熊町内の震災後初の民間ホテルとして、地域復興の象徴となるべく誕生。ビジネスパーソンや観光客、復興事業関係者を主なターゲットとし、快適な宿泊体験と地域との交流の場を提供していく。

タイズヴェルデホテル周囲風景

同ホテルは、大熊町役場の目の前という好立地に加え、地域のランドマークとなる「大熊町交流ZONE」や飲食店、温浴施設へのアクセスにも優れた高い利便性が特徴だ。

客室内観

客室は、シングル72室・ツイン10室の全82室。全客室に高品質なシーリー製マットレスを採用し、快適な睡眠環境を提供する。また、Wi-Fi完備、液晶テレビなど設備も充実している。


庭園デザインは、世界的に著名なガーデニングデザイナーの石原和幸氏が担当。「英国チェルシーフラワーショー」で12個のゴールドメダルを獲得し、「緑の魔術師」とも呼ばれる石原氏のデザインにより、日本の風景を巧みに取り入れ、訪れるすべての人々に癒しと心の安らぎを届ける庭園が造られる(現在建設中)。

「タイズヴェルデホテル」の使命と展望

「タイズヴェルデホテル」は、大熊町の復興と未来に向けた街づくりの中核を担う。

地域コミュニティの活性化に資するべく、大川原地区「大熊町交流ZONE」、下野上地区「CREVAおおくま」「クマSUNテラス」をはじめとした周辺施設と連携し、宿泊者のみならず地域住民が自然に集い交流できる空間を創出する。

また、ホテルを拠点に、地域の文化、自然、そして復興の歩みを国内外に発信していく。

タイズスタイル代表・吉田氏の取り組みと想い

「タイズヴェルデホテル」を運営するタイズスタイル代表取締役の吉田学氏は、HAMADOORI 13の代表理事も務めるなど、地元福島の復興を支えるキーパーソン。「町民生活とインフラ」「賑わいと商業」「産業と就労環境」の3つの側面から横断的に大熊町の復興に同町と協力して取り組んできた。

具体的には、大熊町の旧小学校を再活用したインキュベーションセンターのベンチャー企業と連携して、町の生活基盤に寄与したり、FUTURE社の地域マイクロモビリティ、OKUMA DRONE社の新型水素ドローンをはじめとしたさまざまな社会課題解決型の実証実験を行ってきた実績を持つ。

吉田氏のリーダーシップの下、同ホテルは地域経済の再興と活性化の象徴として、訪れる人々に大熊町の魅力を再発見させる場となることが期待されている。

吉田氏は、「被災して廃校となった旧大野小学校跡地に起業支援の場として建てられた『大熊インキュベーションセンター』の開設を契機に、大熊町ではスタートアップ企業の育成、県内外の企業間による異業種交流、中央産業拠点としての企業誘致が促進された一方で、『学び舎 ゆめの森』や『大阪大学福島拠点』の開校を通じて教育環境も充実しており、着実に復興の歩みを遂げています。こうした復興の息吹を県内外の方々に感じてもらえるような情報発信拠点として『タイズヴェルデホテル』を開業することで、引き続き大熊町の再興に尽力してまいる所存です」とコメントした。

震災復興と地域活性化を象徴する新しい交流拠点となる「タイズヴェルデホテル」に注目したい。

■タイズヴェルデホテル
所在地:福島県双葉郡大熊町大字大川原字南平1701
URL:https://www.ties-verdehotel.jp

(Higuchi)

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