熊本の新・空港ターミナルは「くまモン」だらけ。地方空港と思えない充実さ
熊本の空の玄関口、阿蘇くまもと空港。2023年3月、国内線と国際線が一体となった新たなターミナルビルが開業した。
熊本駅からリムジンバスで約1時間。また、列車の本数は少ないがJR肥後大津駅から空港ライナー(無料)で約15分で行くこともできる。
リニューアル前はプレハブの仮設で、それを思えばとても立派。
そして、ターミナル内に入ると、航空会社のチェックインカウンターが並ぶ。ここも天井が高くて広々とし、地方空港とは思えないほどの規模。
ターミナルを奥に進むと「セブンイレブン」や「タリーズコーヒー」などの店舗も。「最近やっと一般エリアの施設も充実してきた」と、空港スタッフに聞いた。
熊本と言えば「くまモン」である。空港のいたるところにいて、ステージまであった。
「くまモンエアポート」というこの場所で、毎週土曜の13時から30分、パイロットの制服を着たくまモンの定期ステージもあるという。おそるべし、くまモン人気。
そして、2024年10月下旬にオープンした「そらよかエリア」がこちら。
くまモンのフォトスポットも設置されている。ここも飛行機に乗らなくても利用できる広場だ。
空港の展望デッキも新しくなった。一般エリア4階にある。
ワイヤーフェンスで、中央が先端部分に伸びるエリアで、飛行機が良く見える。ほぼ北向きで終日順光なので、飛行機を撮るにも適している。
そして、リニューアルオープンで最も変わった場所が、飛行機に乗る人向けのエリア。保安検査を通過し、搭乗ゲートまでの間、熊本らしいお土産店や飲食店などが並ぶ。
ここも地方空港とは思えないほどの規模。保安検査後といえば売店が1つ、2つあれば良いほうで、この空港は充実しすぎていると言ってもいい。
飲食店が並ぶエリアはフードコートのようになっていて、座席もフリースタイル。電源付きのカウンター席などもある。早めに保安検査を通過してここでのんびり過ごしたい。
熊本といえば「焼酎」の飲み比べができるショップも。焼酎好きにはたまらないだろう。
とにかく、空港のどこにでもくまモンがいる。世界中から人や企業を集める「くまモンランド化構想」まであるという。もはやくまモンのこの空港、熊本旅行時はぜひ飛行機で訪れてみてほしい。
■阿蘇くまもと空港
https://www.kumamoto-airport.co.jp/
(Written by AS)
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