故リアム・ペイン、遺体が家族に引き渡され英国への送還準備が始まる
ホテルの3階のバルコニーから転落して衝撃的な死を遂げてから約1か月が経ち、故リアム・ペインの遺体が家族に引き渡され、故郷である英国での埋葬に向けた移送が開始された。
アルゼンチン・ブエノスアイレスの墓地の匿名の幹部がロイター通信に語ったところによると、リアムの遺体は本国送還の第一段階として、現地時間2024年11月6日に同市の英国人墓地から運び出された。31歳で死去した彼の遺体は、10月16日に死亡して以来、毒物などの検査を完了させるために地元当局によって保管されていた。英BBCニュースも、リアムを担当した検察官の話として、リアムの遺体が遺族に引き渡されたと報じた。
リアムが死亡したアルゼンチンの高級ホテルは、2週間前に警察に家宅捜索され、ハード・ドライブや監視カメラの映像など多数の物品が押収されたと伝えられている。検視報告書によると、彼は転落による内出血や外傷を含む多数の傷を負って死亡していたことが明らかになった。さらに、捜査当局は死亡時に彼の体内から違法薬物が多数発見されたと報告しており、この中には“ピンク・コカイン”と呼ばれる、ケタミンとMDMA、メタンフェタミン、コカイン、オピオイド、向精神薬などを混合した娯楽用ドラッグが含まれていた。
リアムが亡くなってからの最初のシングル「Do No Wrong」は、11月1日にリリースされる予定だったが、【グラミー賞】受賞プロデューサーのサム・パウンズが、遺族が納得するまでリリースを見合わせると発表した。現地時間10月29日に彼は自身のSNSに、「収益のすべてが(遺族が)選んだ慈善団体に寄付される(または彼らが希望するいかなる形で使われる)ことを望んでいます」と書き、「僕たちは皆この曲を愛していますが、まだその時ではありません。僕たちは皆、まだリアムの死を悼んでいますし、遺族が静かに祈りを捧げながら弔っていただければと思います。僕たちは皆待ちます」と綴った。新たなリリース日は発表されていない。
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