「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム「スケッター」が、仙台市と連携協定を締結


介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する「プラスロボ」は、10月25日(金)、宮城県仙台市と連携協定を締結した。

「スケッター」を通じて、多様な未経験者層の地域人材に多様な切り口で関わってもらうことで、介護人材の裾野拡大、新しい互助インフラの構築を図るという。なお、政令指定都市との連携は、福岡県北九州市に続いて2例目だ。

「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム


「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない人でも、身体介助以外の自分のできることで福祉に関われる。

介護というと、専門的なスキルや資格が必要なイメージが強いかもしれない。しかし、「食事の配膳や洗い物」「お掃除」「レクリエーションの企画」など、専門的な知識や経験がなくてもほんの少しのお手伝いで大きな笑顔が生まれることがたくさんあるという。

10月時点の登録者約6000人のうち、7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種だそうで、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。

学生や10〜30代の若者をはじめ、60〜70代のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけているという。なお、「スケッター」の登録者は、7割超が介護業界未経験者、約6割が30代以下とのこと。


今回の協定を通じて仙台市は、市内の介護事業所にスケッターのトライアル利用を促すほか、市民に対して「スケッター」活動として、介護事業所への有償ボランティア活動を広く呼びかける考えだ。

自治体との連携が加速するスケッター

「スケッター」はこのほかに、福岡県北九州市、埼玉県川口市、東京都品川区、東京都中野区、茨城県大子町、長野県社会福祉協議会、東京都社会福祉協議会などと連携しており、自治体との連携が加速している。

「スケッター」の今後の取り組みに注目するとともに、「スケッター」を通じて福祉に関わることを検討してみては。

「スケッター」詳細:https://www.sketter.jp/about
「スケッター」公式サイト:https://www.sketter.jp
「プラスロボ」公式サイト:https://www.plusrobo.co.jp

(ソルトピーチ)

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