【ドリームオーダー】第4弾正直どうなん!?勝手にファイターズの新カードを評価!
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株式会社ブシロードから2024年4月20日に発売となった「プロ野球カードゲームDREAM ORDER」(略してドリオ)。監督となって選手を起用し、自分だけの「ドリームオーダー」で対戦したり、好きな選手のカードをコレクションしたりして楽しむことができるプロ野球ファン必見のカードゲームだ!
10月12日に第4弾となるセ・リーグ、パ・リーグ別のブースターパックが発売となる(この記事を書いている段階ではまだ発売前です!!!)。発売週である7日の月曜日には収録カードリストが公開され、様々な声が聞こえてきているが、今回は実際どうなのか独断と偏見で新カードを評価してみる。ただし、ファイターズ以外は使っておらず、他の球団はわからないので、ファイターズの新カードだけをどっぷり評価してみたいと思う。
評価は
A=必須級、チームの核となるカード
B=採用をしたい、採用をするために調整したいカード
C=組み込めなくはないが不採用の可能性あり
D=現段階では難しそう
の4段階で評価!!!
※あくまでカードの効果での評価であって、現実の選手を評価するものではありません!
投手:伊藤大海【B】
スタートデッキ以来の収録となった伊藤大海投手(海は正しくは旧字体表記)。コスト2で手札7枚でDP6で効果持ちというコスト2先発としては優秀な能力。効果は手札の戦術を1枚捨てると1枚ドローできるという手札入れ替えができる効果。
効果そのものはかなり使いやすそうで、伊藤投手を上手く使えればコスト3の松本剛選手を外して他の選手にコストを割くこともできそう。
しかし……DPがミート1というのはかなり辛い。メインデッキに覚醒用に3枚投入になると、伊藤投手降板後は攻撃時はサポートとして使えるが、守備用のカードとしては全く期待できなくなってしまう。とは言えドロー能力は強力で、戦術カードで降板後も守備をカバーできるので、B評価に。投手編成を見直してみても良いかもしれない。
三塁手:郡司裕也【D】
コスト3の三塁手として登場した郡司裕也選手はD評価、現段階では採用は難しい。走者がいるならという緩い条件でAP7までいくのは優秀。ただ素でダイスプラスの効果を持っておらず、覚醒した上で手札の戦術カードを捨ててやっとダイス+2。郡司選手の打席だけで最大3枚カードを使って、AP+3とダイス+2。これを重いと捉えるか、軽いと捉えるかはそれぞれの感じ方次第だが、筆者は激重と判断。同じコスト3の清宮選手の方がかなり優秀だと思う。
二塁手:上川畑大悟【A……にしたいけどB】
二塁手で登場した上川畑大悟選手。ファイターズファン待望の“ゲッツー”効果持ちの1枚。サポート値もAP3、DP4と優秀で、覚醒でAPが10まで上がり、ミートダイスプラス効果も持っている文句なしの1枚。評価はA!と言いたいところなのだが……ひとつ大きな問題が生じてしまう。
ファイターズの遊撃手は現在4種類。コスト2の水野選手、奈良間選手とコスト1、コスト0の上川畑選手だ。ドリオは同じ人物を複数オーダーに入れられないので、水野選手か奈良間選手を採用しなければならず、二遊間だけで4コストを消費してしまう。なのですべてのファイターズを使っているプレイヤーのデッキに入るかというと微妙なところ。残り6コストもあるので、現実的に採用できるとは思うが、泣く泣くB評価に。
同じような現象で野村佑希選手も使いにくくなっているので……このあたりはカードプールを早く充実させてほしい。
外野手:水谷瞬【C】
ついに12球団に実装されたタイムポイント獲得の能力。ファイターズではソフトバンクから移籍してきた水谷選手がタイムポイント獲得の能力となった。ただコストが2もあり、覚醒していないといけないため、確実に勝負師を狙い撃ちされそう。わざわざコスト2を使い、メインデッキにも複数枚入れて……タイムポイント獲得だけ。そこまでしてタイムポイントを獲得しても使う先が投手交代以外は五十幡選手、細川選手、後述する杉浦投手だけなので、そこまでしなくても良いのでは……ということでC評価。
外野手:フランミル・レイエス【A】
第3弾に続いて収録されたレイエス選手。コスト1と軽量化が可能になった。得点圏にランナーがいるとAPが6に、戦術を使って打撃判定を行うならダイス+1とコスト1としては破格の優秀さを誇る。サポート値もミートAP3は使いやすいし、強振DP2も最低限の数値を持ってくれている。コスト2のレイエス選手も超強力カードなので、どちらを使うかは好みだが、コスト1レイエス選手でも打線の核として機能してくれそう。戦術を使うだけというあって無いような条件なので、同様の清宮選手、水野選手などと組み合わせると相性が良さそう。文句なしのA評価として推したい。
投手:山﨑福也【B】
初登場の山﨑福也投手。これまでオープナーとして使われていた1コスト北山投手のポジションを奪いそう。DPは5だが、ダイスマイナス効果と何より北山投手より1枚枚数が多い6枚の手札を引けるので、継投軸のデッキを使っている人は必須級だ。オープナーデッキ以外には採用が苦しいのでB評価に。
投手:杉浦稔大【A】
待望のコスト1以下DP6中継ぎ投手。コスト0でDP6の時点で即採用。実際に出番が多くなることはなさそうだが、ベンチに置いておきたい1枚だ。効果はオマケ程度に考えても文句なしのA評価。
捕手:田宮裕涼【A】
第3弾に続いての収録となった田宮選手。あって無いような条件である戦術カードを使うと発動でき、ミートで打撃判定をするなら素のプラス効果もあってダイス+3となる。捕手の特徴である本領発揮は持っておらず、打撃特化の1枚。「これコスト1で良いんですか?」と言いたくなる能力だ。捕手もしくはDHで採用を考えたい1枚、A評価で!
外野手:万波中正【A】
これが4種類目となる万波選手はA評価。第3弾で収録されたステーブンソンのほぼ完全な上位互換の能力に加え、強振打撃判定でアウトになったとき、3アウトではない状態でランナーがいれば走者がひとつ進塁できるという能力。強振でアウトになったときなので、相手のゲッツー効果も受けず、三塁ランナーも進塁できるので1点が入る。コスト1ではかなり優秀。個人的にはコスト2レイエス選手を外してこの万波選手、コスト1レイエス選手を使うのが良さそうと考えている。
その他0コストのマルティネス選手は0コスト郡司選手と好きな方を使えば良いし、代打の2枚ともベンチに入れてしまえば良いので省略する。
高コスト、レアリティが高いカードが若干渋めの評価になってしまったが、その分低コスト帯はかなり優秀なカードたちが多い印象だ。
10月中旬からは日本選手権特別選考会もあるので、早めに手に入れて第4弾を使いこなしていきたいと思う!
(Written by 大井川鉄朗)
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