【長野県長和町】道の駅「マルメロの駅ながと」にEV急速充電器導入!足湯で休憩中に充電できる


EV向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Chargeは、長野県小県郡長和町古町の道の駅「マルメロの駅ながと」へ50kW出力の急速充電器を導入することを決定した。

無料の足湯・天然温泉が楽しめる「マルメロの駅ながと」

美ヶ原高原や蓼科山とつながる丘陵部が織りなす四季折々の自然、そして古代から黒曜石の産地として名高い星糞峠(ほしくそとうげ)など、歴史と自然にあふれる長野県長和町。

今回、EV向け充電サービス「Terra Charge」が設置される、道の駅「マルメロの駅ながと」は、同町を走る国道152号沿いに位置しており、中央、関越両自動車道へのアクセスもしやすい。

中信高原リゾート地区および近隣町村への連絡ターミナルとしての場を提供しながら、地域活性化も目指し、2020年6月には、施設内に地元農畜産物や生活関連グッズを扱う大型農畜産物直売所「マルシェ黒耀(こくよう)」がオープン。また、無料の足湯や源泉100%かけ流しの「羽釜風呂」を楽しめる「長門温泉 やすらぎの湯」も隣接している。

アプリから3分で登録完了の「Terra Charge」


同施設は今回、50kW出力の「Terra Charge」急速充電器2口を導入予定だ。

「Terra Charge」は、モバイルアプリから利用できるサービスで、無料アプリから3分で利用登録ができる。登録後は、充電器の利用はもちろん、充電スポット検索や充電料金の決済も可能だ。

さらに、24時間365日対応のコールセンターもあるので、充電時のトラブルや疑問にすぐに対応してもらえるのがうれしい。

ちなみに、今回導入予定の50Kw急速充電器は一般的には1時間でフル充電となる。

政府が推進するEV充電インフラ

通勤通学や買い物、旅行など、今や日常生活の移動手段として欠かせない車。特に、都心に比べて公共交通機関が少ない地方では、自家用車の必要性は高いはず。一方で、車から出る排気ガスに含まれるCO2は地球温暖化の原因となるため、世界中でその対策が求められている。

国内では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、EV普及とEV充電インフラの拡充が進められている。日本自動車販売協会連合会の発表によれば、9月時点のEV(乗用車)の登録台数は1.6%と普及率は芳しくないのが実情だ。

ガソリンと電気の両方を使用して走るPHEVの1.3%と足しても1割に満たない現状の背景には、EVのインフラへの課題が残っていることが考えられる。

この課題解消のために、経済産業省はEV充電器を2030年までに30万口(現在4万口)とするなど、充電インフラ整備に取り組んでいる。

道の駅を長距離ドライブの充電拠点地へ

特に、長距離ドライブでは道中での充電は不可欠。全国に1,221駅(※)ある「道の駅」は、移動者にとっての休憩機能を有しながら、EVにおける長距離ドライブの充電拠点として期待されている。

「マルメロの駅ながと」は、地域情報や観光情報などの情報発信の拠点、観光や流通など多くの人々が集い行き交う交流の拠点を目指すとともに、「Terra Charge」を導入することで、地域住民が暮らしに利用する生活の拠点として発展することも目指していく。

豊かな自然によって育まれた長和町の名産品や温泉とともに、体と車の充電時間を過ごしてみては。

※2024年8月7日現在

■道の駅「マルメロの駅ながと」
住所:長野県小県郡長和町古町2424-19
営業時間:9:30~18:00
駐車場:大型車16台/普通車48台(障がい者用3、電気充電2、思いやり6)
詳細:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19180

Terra Charge:https://terra-charge.co.jp

(Kanako Aida)

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