「子どものゲーム依存と心の孤立」をテーマにしたフォーラム形式のイベント開催!
We are Buddiesは、群馬県と共催で、11月12日(火)、群馬県庁32階 NETSUGENにて、「ゲーム依存からやる気スイッチが入るまで ~心の孤立を防ぐ、他者とのつながりづくり~」というテーマで、フォーラム形式のイベントをハイブリッド開催する。
We are Buddiesの取り組み
We are Buddiesは、子どもの心の孤立を防ぐことを目的に、5~18歳の子どもと大人ボランティアが二人組のバディ(buddy=相棒、仲間、友人)となり、定期的に一緒の時間を過ごしながら、2年かけてフラットな関係を築いていく、オランダが発祥のバディプログラムを運営している。
We are Buddiesが展開するこのプログラムは、東京都、群馬県、千葉県市原市、長野県長野市、愛知県名古屋市で活動をしており、これまで約130組のバディズが誕生している。
We are Buddiesはこの活動を通じ、保護者だけでなく、多くの大人が子どもと自然に関わることで、登場人物みんなが力を抜いて優しい気持ちになれる社会を目指している。
イベント開催の目的
We are Buddiesが、心の孤立の予防に関する啓蒙活動も行う中、今回はゲーム依存をテーマに、活動エリアの一つである前橋市にてイベントを開催する。
イベントは、ゲーム依存に陥りがちな傾向と対策を、ゲーム依存経験者、臨床医、ゲーム依存予防の専門家、それぞれの観点から考え理解を深めることで、ゲーム依存の予防や回復の一助となり、「子どもの健やかな成長」に寄与することを目的とする企画だ。
また、今回のイベントはゲーム依存を軸に進行されるが、テーマは「心の孤立」であり、参加者は、不登校など心の孤立のリスクのある子どもに接する保護者や支援者、教育関係者、医療関係者も対象としている。
イベント概要
イベントはハイブリッド開催で、開催時間は17:30〜19:30。参加費は無料。定員は現地参加が40名、オンラインが100名となっている。予約締切は11月7日(木)で、定員に達した場合は、期限より前に締め切る場合もある。予約は申込フォームにて受付中だ。
スピーカーは、We are Buddies代表の加藤愛梨氏、親子のための保健室代表の田中友里氏、専門学校生の吉田樹氏。ゲストは、前橋市長の小川晶氏、代官山やまびこクリニック院長、児童・思春期精神科医の千村浩氏。ファシリテーターは、We are Buddiesの事務局メンバーで、バディ(ボランティア)として活躍中の横田奈穂氏が務める。
スピーカー、ゲストを紹介
We are Buddies代表理事の加藤愛梨氏は、1989年、東京都墨田区生まれ。イベントでは、ゲームとの関わりに悩むバディ事例を共有する。
親子のための保健室代表の田中友里氏は、2020年4月より子どものネットトラブル・ゲーム依存予防のための支援、講演会等を行っている。自身の子どもがゲームにのめり込んだ親側の当事者でもあり、当時の親の想いと子の想いを伝える。
専門学校生の吉田樹氏は、大学在学中にゲームにのめり込み、2ヶ月間の入院生活を経て、現在はWe are Buddiesのバディ(ボランティア)として活躍中。イベントでは、自身の経験談から当時を振り返る。
前橋市長の小川晶氏は、1982年、千葉県匝瑳市生まれ。2006年に中央大学法学部を卒業し、前橋地方裁判所で司法修習に。2007年に群馬弁護士会に登録、前橋市内の法律事務所に勤務していた。2011年に県議会議員に当選し4期途中まで務め、2024年に市長に就任した。
代官山やまびこクリニック院長、児童・思春期精神科医の千村浩氏は、1958年、東京都千代田区生まれ。1985年に北海道大学医学部を卒業し、厚生労働省などを経て、2020年、代官山やまびこクリニックを開業した。就学前の子どもから大人まで、発達障害かなと思う人一人ひとりの立場に立って課題を理解し、その解決のために、治療に留まらない様々なアドバイスを心掛けている。
子どものゲーム依存、心の孤立に関心がある人は、イベントに参加してみて。
詳細ページ:https://www.netsugen.jp/event/e00006639
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdqzDVnRGZPnqDPwURwB_0owGHVneicmg9rWRgUpNBvLwzp-g/viewform
(yukari)
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