“霊”を無視し続けるホラーコメディ漫画を実写化 『残穢』中村義洋監督が手掛ける『見える子ちゃん』2025年初夏公開[ホラー通信]
突然“霊”が見えるようになってしまったものの、怖さのあまりその存在を無視し続けることにした高校生を描くホラーコメディ漫画「見える子ちゃん」が実写映画化。『残穢 -住んではいけない部屋-』「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの中村義洋が監督を務め、原菜乃華が主演する『見える子ちゃん』が2025年初夏に公開される。
併せて解禁された第一弾スチールでは、原演じる主人公・四谷みこが目をまんまるにして何か(たぶん霊)を見つめている様子が切り取られている。
中村義洋監督は、「人の目ってこんなに丸くなるのか!?と驚愕させられました。この目ん玉にさせる恐怖を作り出さねばならない、という並々ならぬプレッシャーで撮影に挑んだ次第です」と原の演技に触発されたことを明かし、「これまであまり見たことのない、上質なトンデモ映画になっていると思います」と本作を表現。
主演を務める原菜乃華は「なんて斬新で面白い設定なんだろうと一瞬で虜になってしまったんです。ホラー映画なのに、ただひたすら霊を無視する役どころで、脚本を読んだとき笑いが止まりませんでした。青春、コメディ、ヒューマンドラマがすべて詰まった、全く新しいホラー映画になると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」とコメント。
原作漫画を手掛けた泉朝樹は「漫画と実写映画では媒体も表現方法も違うので最初は正直期待と不安が半々でしたが、中村義洋監督と聞いたとたん期待の気持ちが一気に跳ね上がったのを覚えています。原さんに現場でお会いした時、“あ、みこだ!”と第一声でぽろっと出るほど、みことのシンクロ度高めで不思議な感覚でした。原作者ではありますが、いちホラー映画ファンとして、見える子ちゃん原作とはまた違った形でどんな新しい映画になるのかとても楽しみです」と監督・主演の人選に納得の様子で、実写映画版に期待を寄せた。
<ストーリー>
ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。日常を取り巻く不可解な存在を前にして、彼女が選んだのは「無視する」こと。もし霊たちに見えていると悟られれば、何が起こるかわからない――そんな恐怖に怯えながら、みこはひたすら平静を装ってスルーし続ける。しかし、親友にまで霊の影が忍び寄ったとき、果たしてみこは霊を無視し続けることができるのか!?
『見える子ちゃん』
2025年初夏 全国劇場公開
配給:KADOKAWA
©2025『見える子ちゃん』製作委員会
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