みたけ食堂が「激ウマなオカズだらけ」でご飯パラダイスだった件 / もつ煮込みとサバみそ煮→ 注文ルールとは

みたけ食堂(東京都足立区谷在家2-5-2)が「激ウマなオカズだらけ」でご飯パラダイスだったので、ぜひともグルメな皆さんにお伝えしたい。
みたけ食堂に行ってみた
お店の場所は、日暮里・舎人ライナーの西新井大師西駅から徒歩3分。周囲にかっぱ寿司やガスト、しゃぶ葉、ローソン、弁当屋などはあるものの、ベッドタウン的な雰囲気で静かな地域。



実際に店に行ってみると、環七北通り沿いの住宅地にポツンとある。外観には古めかしさはなく、とても清潔感あふれる店構え。暖簾もイイ感じにパリッとしている。
陳列されていなくとも店員さんに話しかけてオーダー可能
みたけ食堂は大衆食堂だが、ちょっとしたルールがあるお店。店内に入ったら、プレートを手にして、陳列されているオカズをのせていく。オーダーして作ってもらったり、鍋から器に入れてもらう料理もあるので、陳列されていなくとも店員さんに話しかけてオーダー可能。
オカズをプレートにのせたら、あとはテーブルに持っていって食べるだけ。支払いは、食べ終えてから店員さんに話しかけて済ます。

オカズが完売したときは早めに終わることもある
筆者が出向いた時間帯は14:00ごろ。店舗の公式的な営業時間は6:15~14:00。しかし14:00以降も近くに職場がある常連さんたちが入ってきたので「だいたい14:00あたりに閉まる」と覚えておくとよいかもしれない。ちなみに、オカズが完売したときは早めに終わることもあるようだ。
みそ汁は店員さんに直接お願い
さっそくプレートを手にしてオカズを選ぶ。ご飯、もつ煮込み、サバみそ煮、トロロ玉子、ハムエッグ、みそ汁をプレートにのせる。ご飯、もつ煮込み、みそ汁は店員さんに直接お願いして器に入れてもらうタイプの料理。





閉店時間が近くなるとバリエーション少なくなる
お願いしてオカズの写真を撮らせてもらったが「もうオカズが少ないの」と語る店員さん。本来はもっとズラリとオカズが並んでいるらしいが、閉店時間が近くなるとバリエーション少なくなるようだ。
とはいえ、とはいえ、とはいえ、そうだとしても、オカズのバリエーションは多いと感じたし大満足。





本当は「肉どうふ」も食べたかった
ちょっとオーダーしすぎたかも!? と思いつつも、本当は「肉どうふ」も食べたかったが、売り切れだった。そんなに人気があるのか、肉どうふ。
もつ煮込み! 食べると拡散しながら汁の旨味を放つ
さっそくもつ煮込みを食べてみる。うっは♪ これウマイ。もつがホロホロと崩れるほど柔らかく、食べると拡散しながら汁の旨味を放つ。塩気も絶妙で、しょっぱすぎず、甘すぎず、最適解がそこにある。ガッツリと箸で大量にもつをつまみ、豪快に食べる。これ、チマチマ食べてはいけない。たくさん頬張ることで、よりウマく感じるもの。



もつ煮込みの汁をご飯にかけて食べ
途中から唐辛子をふりかけて、ご飯にのせて食べる。あぁ……、幸せとはこのことか。もつの旨味がここまでご飯の甘味を引き立てるとは。
余ったもつ煮込みの汁をそのままズズッとすすっても絶品なのだが、ここはご飯にかけて食べてみる。……きた! 予想通りの旨味の黄金比率。ご飯を媒介し、もつ煮込みのポテンシャルの高さを思い知らされる。

味覚のキャパシティをぶち抜くウマさ
もつ煮込みの汁がシミシミになったご飯を堪能したら、途中からそこにトロロ玉子を参戦させる。トロロ玉子は少し醤油をたらし、良くかき混ぜたもの。
これがもう、絶品。もつ煮込みとゴハンのマリアージュがストレートだとしたら、そこにトロロ玉子を入れる行為は豪速球の変化球。もつ煮込みの汁の旨味がさらにまろやかになり、味覚のキャパシティをぶち抜くウマさ。




凄まじい唯一無二感「みたけ食堂だけの味」
ご飯、もつ煮込み、トロロ玉子の三重奏に聴き惚れているところで、サバみそ煮を食べる。これ本当にここだけの味。サバの仕上がりが完璧なのは言うまでもないが、タレの甘さが絶妙なのだ。極めて甘美。そう、甘美という言葉がまさに適切。それでいて風味絶佳。どうすれば、この絶妙な味付けに至ることができるのか。どうして「みたけ食堂だけの味」なのか。ほかでは味わえないのか。凄まじい唯一無二感。
そこで気がつく。そうか、ここの料理、味付けが絶妙であり最強なのだ! もはやセンス。店員さんらのセンスが導き出した「味付けの解」がそこにある。


マヨネーズが良くなじんだハムエッグ
あまりにももつ煮込みとサバみそ煮の完成度が高すぎて、まだ箸を至らせていなかったハムエッグにマヨネーズをかけて食べる。
いい。しっかり黄身に火が通っているタイプの仕上げで、だからこそ「いい」。マヨネーズが良くなじんだハムエッグを食べつつ、味噌汁を飲む。あえての醤油ナシ。味噌汁が醤油代わりに塩気をくれる。絶品。
漬物!! もつ煮込みに冴えた塩味を与えてくれる立役者
店員さんによると、生姜焼きがお客さんに人気があるという。つまり、みたけ食堂に行ったら、もつ煮込み、サバ煮、生姜焼きを食べると間違いないかもしれない。ちなみに漬物は無料。ご飯をオーダーしたときに、自分で茶碗に漬物をのせよう。漬物は、まろやかなもつ煮込みに冴えた塩味を与えてくれる立役者だ。
いろいろと話を聞かせてくれたり、写真を撮らせてくれた優しい店員さんらに感謝。会釈。
みたけ食堂マジ良かった❣️ 見てオカズ選びまくれるオカズパラダイス✨ 昼遅めに行ったからオカズバリエーション少なめと言われたけど充分多い‼️ サバ煮、生姜焼き、モツ煮が名物とのこと 今回はハムエッグ追加で神域到達⭐️ マヨネーズかけて食べれば神いわゆるゴッド!… https://t.co/ssq6rqllnM pic.twitter.com/8G2ThIi9zD— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) October 7, 2024
(執筆者: クドウ秘境メシ)

- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。