【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.24 「注目のミナホ出演者④〜忘れられないエンターテイメントを・kohamo〜」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「注目のミナホ出演者④〜忘れられないエンターテイメントを・kohamo〜」
大阪のラジオ局FM802が主催する一大ショーケースライヴイベントMINAMI WHEEL。この3日間終了後も関連イベントが多く開催されたりします。関西だけでなく全国の早耳リスナーも集まるこのイベント。アーティストとしても「ミナホ出演」は目標に挙げられ、このイベントに出演できたから音楽を続けられてきたというバンドやアーティストも多くいます。もちろん私も毎年参加しています。そんな私が注目する関西のアーティストをピックアップしていきたいと思います。
今回紹介するのは、大阪発コンテンポラリーなバンドこと、
現在サブスクにて配信されている楽曲はバージョン違いも含め4曲のみですが、それでも分かる洗練された創造力と三浦(Vo)のカリスマ性のあるボーカルによる楽曲に様々な温度や表情、情景を与える能力の高さ。MVにもなっている『amusement park』は焦燥感を抱かせながらも、この世界の大きさも伝える、面白い角度から”自由さ”を歌っている曲です。ライヴでも会場の空気を変える存在感を持っているタイプのバンドですし、その巻き込むスケールもこの夏を超えて、東京含め多くの対バンを重ねてきて大きくなっていることでしょう。
10/30には1st EP「潜ませる創造欲の期待」をリリースします。貪欲にいろんな音楽を吸収していく彼らが、その他にどのような楽曲を持っているかが楽しみです。恐らくミナホでは先んじて、その創造に触れることができるでしょう。そして以前、三浦は「音楽は総合芸術」と言っていました。先進性もある中にプリミティブな良さもあるこのバンドは、他の分野のクリエイティブとの融合にも相性が良い気がしていて、個人的なワクワクしています。ひとまず、最終日の18時Pangeaにて、あなたの感受性は3日間で最も動くかもしれません。
インフォメーション
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