【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.15】「水鏡無私(松の泉酒造)」の巻
私 “あらいぎまちゃん” の『ぎまちゃんシリーズ』。今回も、これまで飲んできた数々の「焼酎」について、わりと投げやりな態度で語り尽くします!!
米を原料とした酒で代表的な物は「日本酒」、そして「米焼酎」が挙げられます。おおざっぱな言い方をしますと、日本酒は米と麹を混ぜて発酵した「もろみ」を濾過したものであり、米焼酎はもろみを蒸溜して作ります。原料に差が無くても、製法次第でまったく別の酒になってしまうわけですね。
今回は女性にも親しみやすい、フルーティーな吟醸香を持つ米焼酎「水鏡無私」をご紹介します。
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水鏡無私(すいきょうむし) 5段階評価
定価: 1.8L 1800円前後
オークション相場: 1200~1800円
入手難度: ★★ どこにでも売ってるってわけでもないですが
香り: ★★★ 米焼酎独特の良い吟醸香
旨み: ★★★★ 人気銘柄だけあって、奥深さを感じます
キレ: ★★★★ すっきりした飲み口。但し酸味が少しイヤミか
総合評価: ★★★★ すっきり系米焼酎では、一番美味しいと思います
味が似てる銘柄:
コンビニでも売っている「白岳 しろ」に、少し酸味を足した感じですかね。
☆松の泉酒造の銘柄
「松の泉」
「もっこす」
「おてもやん」等々
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米は私、そんなに種類は飲んだ事無いのでアレなのですが、この「水鏡無私」はその少ない試飲データの中でも、割と評価が高い銘柄です。飲み口がスッキリしてて、まろみがあります。水割りで飲めばバンバンいけますし、しかも芋では合わないような料理でも、これならよく合う‥‥といった例も多いです。
欠点を挙げるならば、香りの奥深い部分に、汗の臭いに似た微妙な酸味が感じられるんですね。焼酎というのはその日の体調次第でずいぶんと味わいが変わりますが、イマイチなコンディションの時に飲むと、なんか「汗臭い!?」と思うときがあります。
ただそれをマイナスにしたとしても、非常にとっつきやすい銘柄であることには変わりなく、初心者からオタまで満足できる銘柄です。酒に弱いヒトも、これなら飲みやすいかもしれませんね。かなり薄く水で割っても「伸び」があるので 水2:焼酎8の薄めから徐々にチャレンジしていきましょう。★4つです。次回は全国出荷量ナンバー2の「黒伊佐錦」の登場です。
こんな ぎまちゃんシリーズもあります
【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.14】「牛乳焼酎北海道 五稜郭ラベル(札幌酒造)」の巻
【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.13】「夢鏡(植園酒造)」の巻
【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.12】「伊佐大泉(大山酒造)」の巻
【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.11】「三岳(三岳酒造)」の巻
【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.10】「鬼火(田崎酒造)」の巻
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