話題の映画『侍タイムスリッパー』は笑って泣いて激エモかった
話題の映画『侍タイムスリッパー』を観た。
当初、インディーズ映画の聖地・池袋シネマ・ロサのみで8月17日に封切られ、その面白さがクチコミで広がった今作。9月13日(金)より順次全国公開がはじまり、現在139館以上での公開が決定、まだまだ上映館は拡大している模様だ。
本作は、武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。タイムスリップという、言ってしまえばよくある設定を使って見事に斬新な作品に創り上げており、笑って泣いて、心に深く刺さるメッセージもある、たまらなく人間味溢れる映画となっている。とくに中盤からクライマックスにかけて描かれる主人公たちの葛藤、そこから導かれる答えは様々な立場、境遇の人々が思いを重ねられるもので、胸を熱くさせる。
自主制作映画でありながら、時代劇の本場・東映京都撮影所の協力を得て撮影された時代劇というところから、いかに魅力的な脚本なのかがわかる。様々な映画のオマージュを感じられるのも楽しみのひとつ。
OTOTOYニュースでは、近日中に監督・キャストの独自インタビューを公開予定。お楽しみに。
文:岡本貴之
インフォメーション
・『侍タイムスリッパー』X
@samurai_movie
・『侍タイムスリッパー』オフィシャル・ウェブサイト
https://www.samutai.net/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。