【京都府京都市】個性豊かな本屋と出版社が集結!「下鴨中通ブックフェア2024」開催

【京都府京都市】個性豊かな本屋と出版社が集結!「下鴨中通ブックフェア2024」開催


京都市在住のライターが、気になる地域イベントとして「下鴨中通ブックフェア2024」をご紹介したい。京都府立京都学・歴彩館にて、10月12日(土)・10月13日(日)に開催される予定だ。

本のある空間で新しい出会いを楽しむイベント

デジタル化の進む社会においても、紙の“本”はさまざまな形で私たちの暮らしに寄り添っている。

例えば、「本から新しい知識や考え方を学んだ」という人も多いのではないだろうか。また、物語の世界に入り込んだり、他者の人生を追体験したりと、読書によって感受性を育むこともできる。なかには、1冊の本が心の支えとなっている人もいるかもしれない。

京都府立京都学・歴彩館指定管理者「コングレ・日本管財・丸善雄松堂共同事業体」が主催する「下鴨中通ブックフェア」は、本と人との出会いをつなぐ年に一度のイベントだ。今年で4回目を迎え、京都府内だけでなく近隣府県からも個性豊かな本屋や出版社が集まる。

今回のイベントに参加する本屋・出版社は、なんと30以上。古本から絵本に至るまで多彩なジャンルが揃い、手に取ってページをめくってみたくなる。

12日(土)・13日(日)のイベント期間中、両日とも出店するのは「140B」「IN/SECTS MAGAZINE & モヤモヤ検討会」「空き瓶Books」など。どちらか1日のみの出店者も複数あるので、事前にイベント詳細ページをチェックしておこう。

飲食や体験イベントも充実!

「下鴨中通ブックフェア2024」のお楽しみは、本との一期一会に留まらない。

会場内では、キッチンカーと飲食店がそれぞれ自慢のフードやスイーツ、ドリンクを提供する。

12日(土)・13日(日)ともに、「華麗なるスパイスカレー」「CREMA」「さんちょかふぇ」「日本茶に恋をして」が出店。そのほか1日のみの出店者については、イベント詳細ページを参照してほしい。飲食店が出店するエリアは、北山プロムナードとなっている。

なお、飲食に際しては本屋・出版社による書籍販売ブース内ではなく、会場内休憩所、または京都学・歴彩館の1階にあるほっとスペースを利用しよう。ひと休みした後は、ゴミの持ち帰りにも協力したいところだ。

さらに、同日開催のイベント3つも見逃せない。


1つは、12日(土)・13日(日)の10時から16時に南側広場で開かれる「本の環 hon no wa」だ。

ここでは、過去のブックイベントで収集した本と、来場者の持ち込んだ本を最大3冊まで交換できる。ただし、過度な汚れや書き込み、頁外れなど、本の状態によっては交換できないケースもある点に留意したい。

大切だけど読まなくなってしまった本をただ処分するのではなく、必要な人の手に渡すことで、サステナブルな循環が生まれるだろう。交換用の本を持っていなくても自由に見学できるので、興味のある方は一度覗いてみては。


2つ目のイベントは「あつまれ!紙芝居劇場 in 歴彩館」。こちらも12日(土)・13日(日)の両日、南側広場にて行われる。

楽しい紙芝居を披露してくれるのは、社会の窓社に所属する紙芝居師のおきゃんさん。スケジュールは1日2回、12時からと14時からの約30分間で、無料で観覧できる。


3つ目の「りてん堂の活版印刷ワークショップ」は、13日(日)の10時から16時に南側広場で実施される。

りてん堂は、京都の一乗寺にあるグラフィックデザインと活版印刷の工房。ワークショップでは、用意された金属型の活字から好きな文字を選び、オリジナルの栞を作ることができる。選べる文字は15文字程度で、ひらがなかカタカナのみ。

なお、事前の申込は不要で空きがあれば随時参加可能だが、参加費700円が必要だ。

イベント概要

「下鴨中通ブックフェア2024」は入場無料で、10月12日(土)・10月13日(日)の2日間、10時から16時の間に開催される。飲食ブースの利用は11時から16時まで。

また、雨天時は屋外でのイベントが短縮・中止となる可能性がある。当日の開催状況については、京都学・歴彩館のホームページまたはInstagramを確認してほしいとのこと。

もし当日に質問や問い合わせたいことが出てきたら、本部となる歴彩館ブースのスタッフに声を掛けよう。また、お手洗いについては京都学・歴彩館内の1階を使用できる。

電車でアクセスする場合は、京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」で下車。1番出口より下鴨中通を南へ4分ほど歩き、京都コンサートホールを通過すると右手に京都学・歴彩館が見えてくる。そのまま建物を西側に抜ければ、会場の北山プロムナードに到着だ。

バスでのアクセスについては、京都市バス1系統・204系統・206系統などで北大路通にある「府立大学前」にて下車後、北へ徒歩約6分となっている。

また、敷地内には31台まで駐車可能なコインパーキングが併設されている。さらに無料の専用駐輪場もあるので、自転車やバイクで来場することも可能。

「下鴨中通ブックフェア2024」に足を運べば、読書の秋と食欲の秋を同時に満喫できるのではないだろうか。

■下鴨中通ブックフェア2024
会場:京都府立京都学・歴彩館 南側広場/北山プロムナードほか
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町1-29
イベント詳細ページ:https://rekisaikan.jp/news/post-news/post-15411
京都府立京都学・歴彩館 公式サイト:https://rekisaikan.jp
京都府立京都学・歴彩館 公式Instagram:https://www.instagram.com/kyoto_rekisaikan

ライタープロフィール

紫原もこ
生まれも育ちも京都のWebライター。とはいえ京都についてはまだまだ勉強中。趣味は観劇、美術館・神社仏閣巡り。

   

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 【京都府京都市】個性豊かな本屋と出版社が集結!「下鴨中通ブックフェア2024」開催
ストレートプレス

ストレートプレス

ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。

ウェブサイト: http://straightpress.jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。