【広島県尾道市】「しまなみ映画祭 2024」でPETボトルキャップをアップサイクルするワークショップ開催
学生団体NAMIMATIと湘南貿易は、9月27日(金)〜29日(日)の期間に開催される「しまなみ映画祭 2024」にて、アップサイクルワークショップを開催する。
初開催の「しまなみ映画祭」
「しまなみ映画祭」は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」と、その周辺の島々を舞台に、映画だけではなく、音楽やアート、食などを楽しめる、今年が初開催となるイベントだ。
今年のテーマは「Cruise to the Unknown(未知への航海)」。会場は、メインとなる広島県尾道市の「生口島(いくちじま)」のほか、同市の「因島(いんのしま)」、竹原市の「大久野島(おおくのしま)」、愛媛県今治市の「大三島(おおみしま)」で展開する。個性の光る4つの島々を巡ることで、 新しい世界に出逢えるきっかけを届けたいとのことだ。
PETボトルキャップからできたビーズでチャームなど作成
NAMIMATIと湘南貿易によるワークショップは、生口島のマルシェ会場 ブースNo.22に出展。9月27日(金)は16:00〜19:00、28日(土)は15:00〜19:00、9月29日(日)は15:00〜18:30で実施し、各日ともにワークショップ終了15分前に受付終了となる。
今回のワークショップでは、PETボトルキャップからマニュアル式インジェクション装置を使用してビーズを作成し、それらを組み合わせてキーチャームやブレスレットを作る。
なお、マニュアル式インジェクション装置を稼働させる電気は、発電機の燃料として、PETボトルキャップを東京都立杉並工科高等学校油化班のメンバーがケミカルリサイクルして製造したディーゼルオイル代替の燃料を使用して発電し、蓄電池に溜めたものを使用。よりクリーンなイベントとなるように取り組んだ。
NAMIMATIについて
NAMIMATIは、主にSDGsにかかわる環境・社会問題に取り組むZ世代プラットフォーム。2020年設立され、関東・関西・東海支部合わせて約300人が所属している。
NAMIMATIは、持続可能性を追求するために、人的資産である「ヒト」に焦点を当て、それが資本主義に代わる志本主義であり、新SDGsであると捉え、環境・社会問題に取り組む上で「この世界に何かをやってやろう」「こんな自分になりたい」などの志(パーパス)こそが重要であり、それが他の共感を生み、社会の重要な歯車となれると考えている。
今回のワークショップには、一人一人の「分別」という行動により資源を新しいモノへ生まれ変わらせることができる「アップサイクル」を体感してもらいたいという想いが込められている。
「しまなみ映画祭 2024」には、しまなみにおいて失われつつあるとされる、海とのつながりを再度考え、次世代につなげていきたいという、メッセージがある。活動を通して、海の尊さと大切さを実感してきたNAMIMATIは、イベントの想いを実現したいと強く共感し、多くの人が環境問題に関心を持つ第一歩となればと願い、ワークショップを開催する。
湘南貿易について
湘南貿易は、神奈川県横浜市に本社を構え、エコロジー事業や機械事業などを展開中だ。
エコロジー事業部では、プラスチックのリサイクルはどうしたらできるのか、どうしたら普及していくのか、そういったことを考え、広めるため、リサイクルの提案やノベルティの提案・販売、イベントへの協賛や環境教育活動などを行っている。
機械事業部では、ヨーロッパを中心としたインフレーション装置や二軸延伸フィルム成形機を取り扱っている。代理店業で培ったネットワークを生かし、最新技術やユニークな機械を常に探し、提案している。
また、オーストリア製プラスチック再生装置「EREMA」を中心に、プラスチックのマテリアルリサイクルにかかわる機械も取り扱っている。マテリアルリサイクルできないものに関しては、ケミカルリサイクルやサーマルリサイクルを提案する。
映画鑑賞の合間に、楽しみながらプラスチックのアップサイクルや海と環境の問題を考えてみては。
■しまなみ映画祭2024
会期:9月27日(金)〜29日(日)
WEBサイト:https://shimanami-film.jp
チケット販売サイト:https://t.livepocket.jp/e/shimanami2024
Instagram:https://www.instagram.com/shimanami_film_fest
(Higuchi)
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。