タイ・バンコク 中心部で地元人気の「パワースポット」巡ってみた
タイは仏教の国です。首都バンコクには、世界的に有名な寺院がたくさんあります。しかし、街中でも仏像をチラホラ見かけます。もちろん1つ1つの仏像にはそれぞれご利益があり、熱心にお祈りするタイ人も多いです。
例えば、バンコク中心部にある大型商業施設「セントラルワールド」の前には、2つのほこらが並んでいます。下の画像で、左が恋愛の神様「プラ・トリームールティ」、右がビジネス・学業の神様「プラ・ピッカネート」です。
このほこらの前には、お供えなどを売る出店もあります。線香やろうそく、花輪などがセットで、旅行者も買うことができます。時々声をかけてくるぼったくりもあるので、要注意。
続いて、「ゲイソーン」という商業施設にある「プラ・メー・ラクサミー」(ラクシュミー神)も人気。商業施設の中には案内もあります。ただ、場所は屋外テラスで、専用エレベーターに乗らないとたどり着けず、この案内がないとなかなかややこしいルートです。
プラ・メー・ラクサミーは、ヒンドゥー教の女神。美・幸運・豊穣をつかさどり、仏教では吉祥天にあたります。そのためか、ピンクに彩られ、女性の参拝者が多め。
一方、ゲイソーンの隣にあるインターコンチネンタル・バンコクの前にあるのは、開運や仕事の神様「プラ・ナーラーイ」(ヴィシュヌ神)です。
ここは通りに面しているので、すぐ見つかります。ガルーダの肩に乗るヒンドゥー3大神の一人です。
さらに、BTSの駅をはさんで向こう側にあるアマリンプラザ前に「プラ・イン」(インドラ神)があります。
プラ・インは、仏教では帝釈天にあたります。破壊の神が転じて障害を取り除くご利益あるという神様。幸運を求めて祈ってみてはいかがでしょうか。
さらに、セントラルワールドの前にある道路を挟んである大型スーパー、ビッグCの前に、「プラ・マハー・ウマー・テーウィー」が鎮座しています。美と幸運、権力が手に入ると言われます。
プラ・マハー・ウマー・テーウィーはシヴァ神の妻で、ガネーシャの母。美容系にもご利益があるといわれるだけあり、ここも女性の参拝者が多く見られます。
そして、バンコクで最も人気のほこらが、現在のグランド・ハイアット・エアワン・バンコクのそばにある「ターオ・マハー・プラマ」です。いつも多くの人々が参拝に訪れています。
ご利益は、何事も願いが叶うこと。敷地内に、願いが叶った人を対象にタイダンスを披露するコーナーもあります。有料で、踊る人数によって料金が異なるとのことです。
タイ観光案内サイト | 【公式】タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/
(Written by AS)
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