タイ・バンコク 入場無料「国立タイ空軍航空博物館」は戦闘機マニア垂涎スポット
タイ・バンコクは、日本人の海外旅行で人気の行き先であり、リピーターも多くいます。そのため、定番の観光地はもういい、という人におすすめなのが、「国立タイ空軍航空博物館」です。
バンコクのもう1つの空港、ドンムアン空港の滑走路をはさんで向こう側にあるドンムアン空軍基地に隣接しています。以前は、バンコク中心部から離れているため、なかなか行きづらかったところ、最近、サイアム駅やチットロム駅など中心部を通るバンコク・スカイトレイン(BTS)スクムウィット線が延伸。最寄りのピピッタパンコーンタップアーカート駅(タイ王国空軍博物館駅という意味)から徒歩3、4分でたどり着くほど便利になりました。
入場無料。タイの主な観光施設は入場有料、しかも外国人料金が設定されているところ、ここは外国人も無料で見学できるのが良い点です。営業時間が15時半まで、月曜と祝日が休みであるのに注意。
ここは、タイ空軍と航空に関する博物館。まず、第1棟には、タイ空軍がこれまで歩んできた歴史の展示があります。
そして、第2棟は吹き抜けのホールになっていて、ここにも空軍の飛行機などが展示されています。さらに、第3棟は格納庫を改装した屋内展示となっています。
展示は、初期の左右の両側にそれぞれ2枚以上の主翼を持つ「複葉機」をはじめ、スウェーデン製の戦闘機で知られるサーブJAS39Cグリペンなど。屋内だけでなく、屋外にも多くの飛行機が展示され、戦闘機好きにはたまらないはず。
特に、現存する機体が2機しかないという、旧日本軍の「キ55九九式高等練習機」は必見。ちなみに、もう1機は中国・北京の中国人民革命軍事博物館にあります。
屋外展示は、タイ王国の政府専用機など。機内に入ることができる飛行機もあります。また、スタッフの手でちょうどレストア(修理)作業中の飛行機が見られることも。
ミュージアムショップには、タイ空軍のワッペンやTシャツなどを販売し、マニアが喜びそうなグッズぞろい。さらに、休憩に最適なカフェもあり、本格的なコーヒーや紅茶、サンドイッチなどの軽食も置いてあります。
Royal Thai Air Force Museum
https://www.tourismthailand.org/Attraction/royal-thai-air-force-museum
(Written by AS)
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