【兵庫県神戸市】子育て世代にやさしい空間となった須磨区北須磨支所の新庁舎に注目

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【兵庫県神戸市】子育て世代にやさしい空間となった須磨区北須磨支所の新庁舎に注目


未来にやさしい空間づくりを行う船場は、8月13日(火)に移転した、神戸市須磨区北須磨支所の新たな庁舎の内装設計・施工を担当。神戸市が推進する官民一体型のまちづくりにおいて、船場が創業より培ってきた人が集まり賑わう場づくりの知見を活かし、子育て世代にやさしく、地域の交流の場としても機能する新しい庁舎を創り上げた。

新庁舎は子育て支援機能を強化

神戸市は、まちの質・暮らしの質を一層高めることで、都市ブランドの向上と人口誘引につなげるプロジェクトとして、2019年より「リノベーション・神戸」を始動。

その一環として、名谷エリアが新たな「ゆとりある郊外型居住エリア」のモデルとなるよう、「名谷駅周辺活性化プラン」を推進している。

新庁舎は、旧庁舎にはなかった未就学児を対象とした屋内広場や、乳幼児健診等のスペース、ベビーケアルームなどを新たに付加し、子育て支援機能の強化とともに、全ての人に優しく、利便性の高い行政サービス拠点を目指している。

「子育て世代にやさしい環境」と「デザイン性」を両立

「名谷駅周辺活性化プラン」は、機能面だけでなく街全体のデザイン面にも配慮して推進されている。

今回船場は、岡工務店、ユーデーコンサルタンツと共に3社グループで行った「子育て世代にやさしい環境」と「デザイン性」を両立させた提案が評価され、プロジェクトに参画した。


船場は、4~7階の区役所待ち合いロビー・ホールなどの共用部環境デザインや、3階の乳幼児健診等のスペース、地域活動支援コーナー、2階の屋外・屋内ホール、情報・交流サロン、1階のエントランス・インフォメーションの内装デザイン・設計、施工を担当している。

新庁舎の子育て世代にやさしい空間

新庁舎は、「晴れた日には木漏れ日で涼み、雨の日には雨宿りとして集う憩いの場 名谷を見守るはぐくみの森」という建物コンセプトを内装デザインに昇華し、木のぬくもりを感じられる憩いの場を創出。


施設の顔となるエントランスは、市民が気軽に立ち寄ることができるよう、吹き抜けによる開放的な空間となっている。


また、「日向ぼっこ」「そよかぜ」など、子育て世代に親しみやすいワードやカラーでフロアごとに異なるコンセプトを設定。


安全性やサインのわかりやすさにも配慮し、高齢者や小さな子供など幅広い利用者にとって使いやすい庁舎となるよう心がけている。

内装やパネル、テーブルに兵庫県産の木材を使用

内装材やサインには、兵庫県産の木材、神戸市の保管していた間伐材を活用している。


加えて、イチョウ、カエデ、サクラ、クスノキなど、多様な兵庫県産の樹種や木目の違いを楽しむことができるテーブルを制作。


大人も子供も兵庫の森林や木材を身近に感じ、自然との関わりを考えるきっかけとなるよう、それぞれの木材を説明するパネルも設置している。

子育て世代にやさしい空間となった須磨区北須磨支所の新庁舎に訪れてみては。

■神戸市須磨区役所 北須磨支所
住所:須磨区中落合2丁目2-6

(yukari)

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