【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.18「心斎橋アーティスト見本市2024出演者紹介・後編」

【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.18「心斎橋アーティスト見本市2024出演者紹介・後編」

こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。

そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。

「心斎橋アーティスト見本市2024出演者紹介・後編」

8月27日にOSAKA MUSEにて心斎橋アーティスト見本市2024が開催されます。OSAKA MUSE(ライヴハウス)、Eggs(音楽配信プラットフォーム)、myh records(アーティストサポート全般)、そして音楽キュレーターの遊津場の4人による共催企画で今年で3年目。それぞれ現場で、オンラインでと、異なる視点で選んだアーティストは毎回予測不能の組み合わせとなっています。

と言いつつ今回の5組中3組が僕のブッキングでもあるので、少しカラーを揃えてみました。関西のライヴハウスには、もっとクリエイティブな風、言い方を変えれば音楽オタクの風が吹くべきだと考えていて、今回はその風が吹くと思っています。もっとその風が浴びたくなるようにと願って、前半後半に分けて出演者紹介します。今回は後編です。

GOODWARP

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まずはGOODWARP。「『どこからでも、どこへでも』、音楽で心はワープできる。」というコンセプトに活動中。まさかこのキャリアを持つバンドが出演してくださるとは。他の4組も共通して持つ普遍的でアーバンなPOPセンスとの共演は素晴らしい化学反応が起きることは確定で、とてもワクワクしています。今年に入ってから3曲リリースし、11月にはフリーワンマンライブを行うなど精力的な活動を展開。直近でリリースされた「夜市」は、ちょっと忙しくて夏祭りに行けなかったあなたへの遅めの夏のプレゼントです。キレイな音楽花火に酔いしれてください。

アツキタケトモ

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続いてアツキタケトモ。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する新世代の音楽家。ドラマや映画の主題歌も複数担当しました。細かに作り込まれたサウンドの展開に加えて、ハッとさせるような歌詞が刺さってきます。そういった感情の機微とサウンドをリンクさせるためにどんなことをしているのか、他の出演者達と朝まで語らってほしいとも思っています。ライヴももちろん注目で、私も前回の大阪でのライヴを見ましたが、このスケール感は生で体感してほしいです。

Cleo

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そしてオープニングアクトのCleo。大阪発の5ピースロックバンド。TikTokでは「やる気の感じられないカバーシリーズ」の投稿も伸びてますが、オリジナル曲は他の4組に負けないオシャレさと内に秘めたる熱量をサブスク配信されている「ワンナイト・スタンド」やMVになっている「hometown」から受け取ることができます。ステージの上に立つと自然とキラキラとしたものが出てきて笑顔にさせてくれるタイプだと思いますので、ぜひトッパーから楽しみにしてもらえたらと思います。

ここにDeNeelとpachaeを加えた5組は、シンプルなギターロックやメロコアとは違ったベクトルですが、ライヴ熱の温度は非常に高いのです。こういうクリエイティブから生まれるライヴ熱もあるんやぞっていうのを、関西のライヴシーンに本気で伝えに行きます。よろしくお願いします。

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