まさかの収集家たちに関係者も困惑!昭和の子供たちを熱狂させたお菓子のおまけ
1958年(昭和33年)の2月、東京宝塚劇場火災(1日)、長嶋茂雄が巨人に入団(16日)、月光仮面の放送開始(27日)などがありました。これら時代を表す様々な注目ニュースの裏で、密かに注目を集めた三面記事をご紹介します。
思わぬ収集家に困惑 「グリコのおまけ」名画の裸婦
グリコから発売されていた「アーモンドグリコ」のおまけに、東郷青児や猪熊弦一郎など日本を代表する作家の作品や、西洋の名画40点を複製した名画シリーズが追加された。同社は当時「絵のあるくらし」を提唱しており、各地でアートフェアも開催していた。ところが、中学生がこの中の裸婦画ばかりを集めていたことを問題視した大阪府警保安課が27日、問題となった6点を製造中止するよう警告し、関係者を困惑させたのだった。
【出典】週刊昭和タイムズ(昭和33年)
お菓子のおまけとしては少し攻めた内容だったようですが、熱心なマニアさんたちがいるのはどの時代も同じですね。
(Written by 山岸悠也)
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