「ミセスユニバースジャパン2024」が開催 45人のファイナリストの中から64歳の岡田麻里さんがグランプリに

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世界的ミセスコンテスト「ミセスユニバースジャパン2024日本大会」が7月23日(火)に都内で行われた。本年度は二部制で開催。第一部ではミセスユニバースの日本代表選考会、第二部はタレントのpecoさんと受賞者によるトークセッションが実施された。

「ミセスユニバース」は女性の社会的地位の向上をテーマに、約80ヶ国130人が参加する世界的ミセスコンテスト。日本大会においては、“容姿だけではない”新しい美の基準を追求するコンテストとして2020年よりスタートした。身長制限や年齢制限はなく、一人一人の社会貢献への思いや行動力を重視するのが特徴だ。選考ではスピーチを通じ、人生経験や社会貢献への意識といった「内面」についても考慮する。

審査員長には同大会の主催者であるBellissima Japan株式会社の代表取締役 大島一恵氏が担当。さらに元株式会社アデランス代表取締役の津村佳宏氏、株式会社ランクアップ代表取締役の岩崎裕美子氏ほか20名が審査員として参加した。

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本大会のファイナリストは30歳~72歳の計45名。専業主婦やダンサー、起業家など多様な人生経験を積んだ女性たちが大会に臨んだ。第一部では、各自の特技を披露するタレント審査や大会への思いなどを語るスピーチ審査、イブニングガウン・ウォーキング審査が実施された。

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グランプリに輝いたのは岡田麻里さん(64)。ベストタレント賞のダブル受賞となった。会社員、結婚式司会、海外ツアーガイドなどを経験し、現在はアロマ&フラワーサロンを主催。多方面で活躍しているミセスだ。

「自分でもびっくりしています。何歳になってもチャレンジすることで輝けると知り、自信がつきました。これからも自分がやりたいことはどんどん挑戦していきたいです」(岡田さん)

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準グランプリを受賞したカプアナニ由美子さん。ハワイ在住のプロフラダンサーで、25年間にわたりワイキキの主要ホテルのフラショーに出演している。

「このような賞をいただけ心より感謝しております。毎月のビューティーキャンプは飛行機で通勤していましたが、この6ヶ月間で素敵なご縁に恵まれて、とても幸せな時間でした」(カプアナニさん)

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もう一人の準グランプリには中野三恵さんが輝いた。beauty of smile賞とのダブル受賞となった。

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ローズ賞(50~59歳の部)には岡野千恵子さんが受賞した。

「このような素晴らしい賞をいただけて大変うれしいです。これを機に、10年後、20年後、30年後と輝き続けていたいです」(岡野さん)

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マクノリア賞(20~39歳の部)を受賞した三好舞さん。

「この6ヶ月間は自分と向き合う時間が増えたことで、どんなに辛いことがあってもあきらめずに努力することが大切と感じました。これからは世の中の女性に向けて、ハッピーなエネルギーを届けていきたいと思います」(三好さん)

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サンフラワー賞(40~49歳の部)には赤平百合さんが受賞。

「3年前のコロナ禍に出産し産後うつなど辛い3年間でしたが、40代でこのような賞をいただけて大変光栄です。またファイナリストの方々と出会えたことも大きな収穫であり、私の宝です。50代、60代になっても皆様と同じように輝いていたいと思います」(赤平さん)

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第二部では、タレントやアパレルブランドのプロデューサーなどマルチに活躍するpecoさんがスペシャルゲストとして登場。「人生を決めたマイターニングポイント」をテーマに、受賞者とともにそれぞれの人生を振り返るトークセッションが行われた。

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4歳でクラシックバレエを習い始めたことで「表現することの楽しさを覚えた」と話すpecoさん。15歳でブログを始めたことで、発信する面白味や醍醐味を知ったという。高校を卒業した18歳で上京。原宿の古着関係の仕事に関わる中20歳で「ぺこ&りゅうちぇる」を結成し、タレント活動を開始。自身のファッションブランド「PECO CLUB」を立ち上げた。その後23歳で出産し、26歳で“新しい家族の形”を発表。28歳でryuchellさんとの別れを経験した。「ryuchellが素直な気持ちを話してくれた後は、時間の流れのスピードがすさまじく、本当に目まぐるしい時期でした」と明かした。
28歳で新ブランド「Tostalgic. Clothing」(トスタルジック クロ-ジング)を立ち上げ、29歳になった現在は英会話の猛特訓中という。

グランプリ受賞者の岡田さんからの「pecoさんらしさを保つ秘訣は?」という質問に対しては、「子供の時から人と同じであることが苦手でした。どれだけ周りから変と思われようと、自分の意思を貫いてきた結果だと思います。昔も今も本当に変わらないですね」と回答した。

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また10歳の娘を持つシングルマザーの受賞者から「家庭環境の違いを子供にどう説明すべきか?」と質問されると、

「我が家では、息子が1歳の頃から世の中には肌の色、目の色、髪の色が違う色々な人がいて、色々な家族がいることをしっかり教えてきました。またママとママのお家もあれば、パパとパパのお家もあれば、おばあちゃんだけのお家もあることを伝えてきました。そんな色々なお家がある中で、“ママはとっても幸せだよ”と強く言っています」とアドバイスした。

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「ミセスユニバース2024」の世界大会は、今年10月に韓国で開催され、グランプリを受賞した岡田麻里さんが日本代表として出場する。今後の活躍にも注目したい。
公式サイト:https://www.mrsuniverse.jp/

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