ひがし北海道・弟子屈町の「弟子屈チーズ工房」から100％町産フレッシュチーズが誕生

ひがし北海道のまんなか、弟子屈(てしかが)町で今年開業した「弟子屈チーズ工房」から、100％町産フレッシュチーズ2種が誕生。7月18日(木)より順次、弟子屈町内の小売店などにて販売中だ。

弟子屈町初のチーズ製造施設

「弟子屈チーズ工房」は、初の町産チーズ製造施設として弟子屈町が主体となり4月に開業。弟子屈町産の生乳など、町産素材を使用したナチュラルチーズ製造を目的とし、地域おこし協力隊として地域食材の掘り起こしや特産品の開発・発信に取り組んでいた伊藤恭子氏が製造責任者として任命され発足した。

施設では製造のみを行い、販売は行わない。今後は熟成チーズなどの開発も予定している。

運営は、弟子屈町のまちづくり会社・テシカガタウンラボが町からの指定管理を受け担っている。

「弟子屈チーズ工房」では、施設開業前から続けていた試作期間を経て、ついに新製品が完成し、販売を開始することとなった。

世界有数の透明度を誇る「神秘の湖・摩周湖」から湧き出る清らかな伏流水に加え、ひがし北海道随一とも言える雄大な大地の恩恵を受け、のびのびと育てられた牛たち。その新鮮なミルクを贅沢に使用したフレッシュチーズ「フロマージュブラン」「モッツァレラチーズ」2製品が、このたび誕生した。

弟子屈チーズ工房のフロマージュブラン

「フロマージュブラン」とは、フランス原産のチーズ。フレッシュチーズに分類される、ヨーグルトのようなクリーム状のチーズだ。酸味はヨーグルトより穏やかで、生クリームよりあっさりとしているため、フランスでは離乳食として使われている。

「弟子屈チーズ工房のフロマージュブラン」個包装200g/712円(税込)は、まずはそのまま一口、生乳の美味しさと爽やかな酸味を味わうのがおすすめ。フルーツやジャム、はちみつやナッツなどを乗せると、リッチなデザートに変身する。賞味期限は製造日から7日。

弟子屈チーズ工房のモッツァレラチーズ

「モッツァレラチーズ」は、イタリア原産のチーズの一種。しぼりたてのミルクで作られるさわやかな酸味と甘みが魅力のフレッシュチーズだ。

「弟子屈チーズ工房のモッツァレラチーズ」個包装100g/648円(税込)は、高水分タイプでもちっとした弾力とミルクの香り漂うジューシーさが特徴。そのままでも美味しく食べられるが、トマトやアボカド、ハーブソルトとオリーブオイルでサラダにしたり、パスタやオムレツにいれてとろりとミルキーな美味しさを味わうのもおすすめ。賞味期限は製造日から7日。

製造責任者・伊藤恭子氏のコメント

製造責任者の伊藤氏は、「フロマージュブラン」「モッツァレラチーズ」のリリースにあたり、「おいしいチーズを作る大切なものがこの町には揃っています。どんなシチュエーションにも合う日常にとけ込んだチーズをお届けします」とコメントし、製品の完成に自信をみせている。

さらにパッケージデザインについては、「町内に自生する木や花をモチーフにデザインされています。町内で活躍する自然ガイドさんと共にパッケージを考えました。例えば、フロマージュブランの爽やかな酸味は可憐な花を咲かせるエンレイソウをモチーフに。ガイドさんと一緒に実物を探しに行くのもオススメ」とコメントしている。

販売・取り扱い店舗について

「フロマージュブラン」「モッツァレラチーズ」は、順次弟子屈町内の小売店などにて順次販売中。

町内飲食店でも同チーズを利用したメニュー開発が進んでおり、店舗ごとに順次展開予定だという。ひがし北海道の神秘の町・弟子屈町ならではの魅力がたっぷりつまったチーズと大自然のマリアージュを現地で堪能しよう。

取り扱い店舗一覧は、公式サイトで更新していく予定。店舗での商品の取り扱い状況は、各店舗で確認を。

「大地の恵み」と「愛情たっぷりのミルク」をつめこんだ100％町産フレッシュチーズ「フロマージュブラン」「モッツァレラチーズ」を味わってみては。

弟子屈チーズ工房公式サイト：https://teshichee.official.ec

※商品画像はイメージ

(山本えり)