19歳の宮田笙子さんパリ五輪辞退に多くの人が疑問視 / 駐日ジョージア大使ティムラズ・レジャバさん「寛容な気持ちで見守ることが大切」

2024年7月26日に開幕する「パリ2024オリンピック競技大会」に出場予定だった、19歳の体操女子日本代表主将・宮田笙子さん。彼女が喫煙・飲酒をしていたとして「出場を辞退した」と報じられた。

周囲の大人たちはその辞退をすんなり受け入れてよいのか

罰、制裁、反省、けじめ、さまざまな言い方はあるが、19歳の過ちに対してパリ五輪辞退は「あまりにも厳罰すぎる」との声が出ている。みずから出場を取りやめたから「辞退」という言葉か使われていると思われるが、周囲の大人たちはその辞退をすんなり受け入れてよいのか。憶測の域は出ないが、けじめとして辞退を促した力があったのではないか。

駐日ジョージア大使として知られているティムラズ・レジャバさんは、以下のように自論を述べている。

<駐日ジョージア大使ティムラズ・レジャバさんのXツイート>

「注意と反省だけではダメだったのだろうか。ここまで追い込まなくても良かったのではないかと思って仕方がありません。このケースを、まるで社会が潔白であることを強調するための、大人のカモフラージュとして感じます。もっと深刻で改めなければならない倫理的な問題が社会にはいくらでもあるはずなのに。未成年(※便宜上使用しています)であるが故にやってはならないことをやってしまったなら、大人は、それこそ未成年であるが故に寛容な気持ちで見守ることが大切だと考えます。もちろん理由は年齢の他にもありますが、どんな理由も、本人の将来を天秤に乗せれば五十歩百歩です。そういえば、渡邊雄太選手がW杯のチケットが完売していたにも関わらず会場では空席が目立っていた状況に対して「大人の事情らしいけど、来ない人にチケット配るなら、ほんとに来たい人に売ってあげるべきでしょ」と投稿していた一例を思い出します。その発言の後、会場は一遍に埋まりました。宮田さんのケースも「大人の事情」化してはなりません。私は宮田笙子さんを応援します。※この投稿は飲酒・喫煙を肯定するものではありません。未成年の飲酒・喫煙は法律で禁止されております」

多くの人たちが賛同 / パリ五輪出場を強く願う

ティムラズ・レジャバさんの考えに対し、多くの人たちが賛同。宮田笙子さんがパリ五輪に出場することを強く願っている人が多いことがうかがえる。

この件に関してインターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんは「オリンピックの夢を奪われるのは罰としても過大すぎる」と苦言を呈している。

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※記事画像は宮田笙子さんの公式インスタグラムより引用

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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