ニコニコ代表の栗田穣崇さん「今後も続くようであれば社名を公開します」流出情報を元にした新聞社の突撃取材に警告

7月18日、ニコニコ代表でドワンゴ取締役COOの栗田穣崇さんがTwitter(X)にて

どこの新聞社とは言いませんが、今回のサイバー攻撃による流出で得た住所情報を元に、経営層でもない、いちエンジニアの自宅に突撃取材するのはやめていただきたいと思います。（複数の事例を確認しています）
今後も続くようであれば社名を公開します。

— くりたしげたか（Re:仮）🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) July 18, 2024

どこの新聞社とは言いませんが、今回のサイバー攻撃による流出で得た住所情報を元に、経営層でもない、いちエンジニアの自宅に突撃取材するのはやめていただきたいと思います。（複数の事例を確認しています）
今後も続くようであれば社名を公開します。

とツイート。

最初に報告を受けた時はさすがに虚偽だと思ったのですが、社員が撮影したインターホンの画像から社名および記者名まで把握しています。

と続けた。6月より、サイバー攻撃によりさまざまなサービスが停止となっているKADOKAWAグループ。動画や生放送など、ニコニコのサービスも未だ復旧には至っていない。社員などの個人情報も流出したと発表されている。

栗田さんのツイートは反響を呼び、
「社名公開まで突撃されて本当に公開するとは思わなかった、とまで言われるに100円」
「むしろ自宅凸系は超厳しく対処したほうがいいですね」
「水面下で法的措置やった上で新聞社名も記者名も晒してくれれば良いかと」
「相変わらず『ジャーナリズムさん』達は人の心がない」
など、さまざまなコメントが寄せられていたようである。

栗田さんは、しばらく後に冒頭のツイートを引用し

「放送機関、新聞社、通信社その他の報道機関（報道を業として行う個人を含む。）　報道の用に供する目的」だと個人情報保護法の適用除外になり、違法ではないため法的措置を取ることはできません。 あくまで報道のモラルの問題ですので、こうしてお願いしているわけです。

とのツイートも行っていた。

※画像はTwitter(X)より