【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.13「火力の増したドミノンストップのフルコース!」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「火力の増したドミノンストップのフルコース!」
大阪の4人組ロックンロールバンド・
ドミノンストップは同じ学校の先輩後輩で2021年7月に結成。少し懐かしみも感じさせるPOPなロックンロールメロディを武器に大阪を中心に全国でライブ活動を重ねています。海外にもルーツがありそうと感じさせた「トリリンガール」が世に放たれた時、多くの早耳リスナーから注目されました。その後もカラフルでオシャレな楽曲を発表。私も去年ライブを初めて見て、聴いていてハッピー、楽しませる工夫も多くて、親しみやすいファミレスのようなバンドと思いました。
そんな温かみのある印象があった彼ら。ただ今年ライブを見た際、そのイメージを裏切る熱いライブを見せてくれたんです。あれ?こんな肉厚なメニューだったり、辛口なメニューあった?と思うくらい攻めてきた印象です。
それが2月の話。その後、3つのライブハウスが主催のツアーで全国を周り、そことはまた別のライブハウスの推薦枠で見放題にも出演し、多くの人が来場しました。たしかに彼らが出演しない日でもライブハウスに行けばボーカルの那須さんがいた印象がありました。弾き語りや路上ライブも重ねていて、そんな泥臭さが間違いなく元のオシャレさはそのままに力強さへと繋がって、着実にライブバンドとしての評価を上げています。
その集大成とも言えそうな8月の自主企画となっています。フライヤーを見てみるとレストランのようなコンセプトで「みんなに食べて欲しいバンド」とのことです。全員主食を張れる中、雨と理科室は胡椒の効いた肉料理、オールドシナモンは舌を落ち着けさせながらも深い味わいをもたらすカルパッチョ的な魚料理、ヒグレノソラニはゴロゴロと食べ応えのある素材が入ったビーフシチュー、そしてドミノンストップはしっかりとした生地の上で、いろんな味が楽しめる4種のピザといったところでしょうか。ちょっと前菜と呼べるようなバンドはいないため、こんな味の濃さそうなコース料理になりましたが、いずれにせよ対バンの食べ合わせは間違いないのは全組のライブを見たことあるのでお伝えします。満腹になれ!
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︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ 約1年ぶりにアーティスト写真を変更!
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ 色んな場所で目撃されることを願う! pic.twitter.com/jGgsg6aihR— ドミノンストップ (@dominonstop) July 19, 2024
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