AFAMooのトラックメイク入門〜DTM用語集〜ドラムの音作り編

AFAMooのトラックメイク入門〜DTM用語集〜ドラムの音作り編

毎週日曜日に連載コラム「AFAMooのCreative Life」を書いているAFAMoo(アファム)と申します。いつものコラムではトラックメーカー目線で様々な楽曲について紹介させてもらっているのですが、なかには「これってどういう意味の言葉なの?」という音楽用語もあり、詳しく知りたいというお声をいただきました。そこで、トラックメイク初心者の方及びリスナーの方に向けて、知っておくべきDTM用語について解説します。今回は“ドラムの音作り”に関する用語を取り上げていますので、「そんなの知ってるよ!」という方も是非楽しく読んでみてください。

ドラムの音作りに関するDTM用語

DTMをやるうえで、ドラムの音作りはとても重要です。ドラムの音によって、曲の印象は大きく変わります。ドラムの選び方、置き方、音色の作り方など細かい部分にこだわることで、良いトラックを作ることができます。

AFAMooのトラックメイク入門〜DTM用語集〜ドラムの音作り編

・オンタイム
拍に合わせてジャストタイミングで音を入力することです。ドラムをオンタイムで入力すべきかどうかというのは、曲の雰囲気によって異なります。機械的でエレクトロニックなトラックの場合、ドラムはオンタイムで入力すべきです。一方、ブラックミュージックっぽいチルなトラックの場合、ドラムを拍から少しずらすことで、グルーヴを生み出すことが可能です。正解はありませんが、例えば上記の画像のようにキックドラムを後ろにずらして、スネアドラムを少し前にずらすといった形です。

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・サンプラー
CD、レコード、パソコン等から既存の音をサンプリングする際に使用する機材のことです。これは本来の使い方とは異なるかもしれないのですが、ドラムの音を一度サンプラーに通して書き出し直すと、独特の質感になるんですよね。よりアナログっぽい、生っぽい感じです。Lofi系やチル系のトラックを作っている方には、ぜひおすすめしたいです。ちなみに僕はAKAI MPC2000XLというサンプラー(サンプリングドラムマシン)に通したドラムの音をwavファイルで保存していて、よく使っています。MPC2000XLは売って手放してしまったのですが、また欲しいなと思っている今日この頃です。

最後に

今回はドラムの音作りに関するDTM用語について解説しました。トラックメイクを始めたての頃は、用語が分からない場合が多いと思います。DTM用語を理解しておけば、分からないことがあった時に、すぐに適切なキーワードを打ち込んで調べることが可能です。ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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