テイラー・スウィフト、アムステルダム公演で16年ぶりに「Mary’s Song」を披露

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テイラー・スウィフト、アムステルダム公演で16年ぶりに「Mary’s Song」を披露

 テイラー・スウィフトが、現地時間2024年7月6日にオランダ・アムステルダムのヨハン・クライフ・アレナで開催された【The Eras Tour】公演で、いくつかのサプライズを披露した。

 ソールドアウトとなった観衆を前に、彼女は16年ぶりに「Mary’s Song」を、「So High School」と 「Everything Has Changed」とマッシュアップしたライブ・パフォーマンスを披露した。

 目ざといスウィフティーズ(スウィフトのファン総称)は、この2006年のディープ・カット曲のエンディングの歌詞、「私は87歳、あなたは89歳/私はまだあなたを空に輝く星のように見ている」に込められた最新の意味をいち早く察知した。

 この“イースター・エッグ”(小ネタ)は、テイラーの現在の恋人で、カンザスシティ・チーフスのタイトエンドであるトラヴィス・ケルシーの背番号87とかけたものではないかとの見方だ。トラヴィスはパフォーマンス中、観客席で満面の笑みを浮かべている姿を目撃されていた。

 彼は欧州を回っているテイラーのツアーに何度も来場している。先週末にはアイルランドのダブリンでいくつかの公演を鑑賞し、その前の週末には英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた彼女の3公演すべてに参戦した。ロンドンでの3日目の夜、トラヴィスはテイラーの両親、スコットとアンドレアと一緒に到着し、コンサート中に「I Can Do It With a Broken Heart」の曲間演出の一環として、タキシードにシルクハット姿でステージにサプライズ登場した。

 兄のジェイソンと配信しているポッドキャスト『New Heights』の新エピソードで、トラヴィスは自身のステージ・デビューと、ガールフレンドをお姫様抱っこで運んでステージを降りなければならなかったことについて語った。

 彼は、「僕は3人のプロと一緒にステージに上がった。テイラーがステージにいれば何があってもどうにかしてくれるだろうけれど、(僕は自分に言い聞かせていた、)“ベイビーを落とすな。ベイビーをしっかり持ち続けろ”って。彼女は僕を出演させるのに完璧なパートを見つけてくれた。それが一番安全な選択だったんだ」と話した。

 オランダのファンにとって、今回のアムステルダム公演は、2015年の【1989ワールド・ツアー】以来となる待望のコンサートとなった。彼女はヨハン・クライフ・アレナでの3夜にわたる公演を最大限に活用し、キャリアを網羅する盛りだくさんのセットを披露した。

 7月5日の公演で彼女は、「imgonnagetyouback」をライブで初披露し、『レピュテーション』の収録曲「Dress」と絡めてファンを驚かせた。また、「You Are In Love」と 「Cowboy Like Me」のエモーショナルなメドレーも披露された。

 【The Eras Tour】ツアーの次の日程はスイスのチューリッヒでの2夜公演で、その後再びロンドンに戻り5公演が開催されてヨーロッパ・ツアーは終わる。

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