関東にあるおすすめのひまわり畑5選。列車とバスで絶景を見に行こう!
夏の花といえば夏の青空に鮮やかな黄色の大輪が映えるひまわり。広大な土地一面を埋めつくすように植えられた「ひまわり畑」は見た目にも迫力があり、撮影スポットとしても大人気です。そこで今回は、列車やバスといった公共交通機関でのアクセスが便利な関東圏内のひまわり畑からおすすめスポットを5つご紹介。どの施設もひまわり畑以外のアクティビティも充実しているので一日を通して楽しめますよ。ぜひ夏休みの旅行の参考にしてみてください。
【目次】
①国営昭和記念公園(東京都)
東京都の立川市から昭島市にまたがって位置する「国営昭和記念公園」。年間を通して約800種もの花や植物が見られる東京屈指の緑豊かな公園ですが、夏は広い花畑一面に咲く元気なひまわりが楽しめます。例年の開花時期は、1株に50~100輪ほどの花をつける「サンフィニティ」が7月下旬~8月下旬ごろ、人の背丈と同じくらいの大振りの花が大迫力の「ハイブリッドサンフラワー」は8月中旬ごろ~など。たくさんのひまわりを一度に見られる時期を狙うのも良いですが、何度も訪れてじっくりと愛でるのもおすすめです。
総面積180haの広大な敷地内には、ほかにもさまざまな施設やアクティビティが充実。夏は「水鳥の池」でのんびりとボートに揺られたり、小動物が生息する雑木林「こもれびの丘」を散策したりと、一日中楽しめること間違いなしです。
■施設情報
国営昭和記念公園 公式サイト
アクセス:JR「立川」駅から徒歩約10分/多摩都市モノレール「立川北」駅から徒歩約8分(※)
※編集部注:「あけぼの口」までのアクセスです。ほか5つの入口があり、各最寄り駅からアクセスが可能。詳細は公式サイトをご確認ください
例年のひまわりの見ごろ:7月下旬~8月下旬
②長井海の手公園 ソレイユの丘(神奈川県)
相模湾・伊豆大島・富士山を望む岬に広がる、複合型エンターテインメントパーク「長井海の手公園 ソレイユの丘」。ここでは例年7月下旬~8月下旬にかけて、約4500㎡の畑に20種類以上・約10万本のひまわりが順次咲き誇ります。富士山やプロヴァンス風の建物、観覧車をバックにしたフォトジェニックな景色は撮影スポットとしても人気です。
園内では四季折々の花が楽しめるほか、動物とのふれあい、野菜の収穫やクラフト体験、大型アスレチックや室内遊戯施設、キャンプ場など一日では遊びきれないほどのコンテンツが満載です。特に2023年4月にリニューアルした高さ約15mの大型アスレチックと、そこから飛び立つ全長約300mのジップラインはスリル満点。高所からの絶景とひまわり畑のコラボは感動必至です。
■施設情報
長井海の手公園 ソレイユの丘 公式サイト
アクセス:京浜急行「三崎口」駅下車、京急バスソレイユの丘行「ソレイユの丘」停留所から徒歩約1分、または京急バス荒崎行「漆山」停留所から徒歩約15分
例年のひまわりの見ごろ:7月下旬~8月下旬
③成田ゆめ牧場(千葉県)
搾乳専業牧場の創業から130余年の歴史をもつ千葉県成田市の観光牧場「成田ゆめ牧場」。東京ドーム7個分の敷地面積の中で、牧場のほか、さまざまなアクティビティが楽しめるレジャーに人気の施設です。ここで見られるひまわりは、「ハイブリッドサンフラワー」と「サンフィニティ」の2種。広大な敷地の中にはたくさんのひまわり畑があり、例年7月中旬~8月下旬に順次満開を迎えるように畑ごとに時期をずらして種まきしているそう。
また牧場内ではトロッコ列車が走っていて、年に数回はなんと本物のSL列車の運行も(※1)! トロッコやSLにごとごと揺られながら一面のひまわりを眺めるのも良い思い出になりそうです。ほかにも牛の乳しぼり教室、アーチェリーや芝すべり、釣堀、アスレチック、オートキャンプ場(※2)などさまざまアクティビティが用意されているので、子どもから大人まで充実した一日を過ごせるはず。
※1編集部注:SL運行日は公式サイトをご確認ください
※2編集部注:キャンプ場の利用は別料金です
■施設情報
成田ゆめ牧場 公式サイト
アクセス:JR「滑河」駅から無料送迎バスで約10分/JR・京成「成田」駅から無料送迎バスで約30分
例年のひまわりの見ごろ:7月中旬~8月下旬
④ふなばしアンデルセン公園(千葉県)
船橋市と姉妹都市で結ばれたデンマーク王国オーデンセ市出身の童話作家、アンデルセンの名前が由来の「ふなばしアンデルセン公園」。例年「ひまわりまつり」が開催されている夏は「サンフィニティ」「アポロン」「サンタスティック」など計7品種、約2万株のひまわりが園内のあちこちで開花します。特に例年7月下旬~8月下旬ごろにかけて「メルヘンの丘」ゾーンに登場する600㎡の巨大迷路はワクワク感いっぱいです。
まるで童話の世界に入り込んだような園内では、季節を問わず常時150種類10万株もの草花が見られるのも人気のポイント。さらに「子ども美術館」や喫茶軽食の「ボートハウス」のほか、「森のアスレチック」や暑い日には水遊びができる「にじの池」など遊べるスポットが盛りだくさん。メルヘンチックな景色の中、見て・食べて・遊んでと目いっぱい楽しめそうです。
■施設情報
ふなばしアンデルセン公園 公式サイト
アクセス:新京成線「三咲」駅下車、新京成バスセコメディック病院行「アンデルセン公園」停留所から徒歩約1分(土曜・休日はJR「船橋」駅下車、アンデルセンライナーアンデルセン公園行「アンデルセン公園」停留所から徒歩約1分でもアクセス可能)
例年のひまわりの見ごろ:7月下旬~8月下旬
⑤あけぼの山農業公園(千葉県)
大きな風車がシンボルとなった千葉県柏市の「あけぼの山農業公園」。「遊んで学べる花の里 体感ファーマーズパーク」をキャッチフレーズにした園内では季節を問わずさまざまな草花が見られ、例年7月下旬ごろには背丈1.5mほどの一輪咲きのひまわり「ジュニアスマイル」が1.2haの広大な花畑を彩ります。
ひまわりの季節には、風車横にある「ハス池」のハスの花も見ごろに。そのほか園内には水生植物園や展示温室といった花木の鑑賞ゾーン、果樹園や市民農園などの体験ゾーンも用意されているので夏の自然体験にもってこいです。ちなみに同園は入園料が無料なのもうれしいところ。
■施設情報
あけぼの山農業公園 公式サイト
アクセス:JR「我孫子」駅下車、阪東バスあけぼの山農業公園行「あけぼの山農業公園」停留所から徒歩約1分、または阪東バスあけぼの山公園入口行「あけぼの山公園入口」停留所から徒歩約7分/JR・東武アーバンパークライン「柏」駅下車、東武バス三井団地行または布施弁天行「土谷津入り口」停留所から徒歩約8分
例年のひまわりの見ごろ:7月中旬~下旬
夏の青空へとまっすぐに伸びて咲き誇るひまわりに元気をもらえそうですね。なお、天候によって開花時期が例年とずれる可能性もあるので、事前に公式サイトで開花情報を確認しておくと安心です。ご紹介した施設はボート池やアスレチックなど子どもも大人も遊べる設備も充実しているので、家族や友人、恋人とのお出かけにもぴったり。車がなくても気軽に訪れやすいので、夏のレジャーの候補にいかがでしょうか。
掲載情報は2024年6月12日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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