イタリアのブドウ畑で紀元3世紀頃のものと思われる床タイルが発掘された話!ローマ人の邸宅か?
※この記事は2020年6月に初めて公開した記事の再投稿です
日本でも遥か昔の物が土の中から発掘されるケースがあり、その度にロマンを感じますよね。
そして今回イタリアで発掘されたのは、紀元3世紀頃のものと思われる床タイル。そのデザインの美しさや保存状態の良さが話題になっています!
古代ローマ人の邸宅か?
発掘された場所はイタリアのヴェネト州ヴェローナにある、ネグラール・ディ・ヴァルポリチェッラという街のブドウ畑。地下数メートルの位置から発掘されたようです。
この街の自治体のFacebookページが、現地の写真を公開しています。
考古学者たちによると、この床タイルは古代ローマ人の邸宅の一部ではないか?とされているそうです。
そしてさらに驚かされるのが、その保存状態の良さですよね。今でも使えてしまうのではないかというぐらい良好な状態で、とても紀元3世紀頃のものとは思えません。
また、発想力の豊かさと色彩のセンスを感じるこのデザイン。当時の人が造ったものだと考えると感慨深いですよね。
今後の研究の行方
今回見つかった貴重な床タイルの研究を進めることで、紀元3世紀頃の暮らしに関して新たな事実をつかめるかもしれません。
今後研究を推進し、この床タイルを価値あるものとしていくためには、自治体および考古学者、そしてこの土地の所有者らとの話し合いが必要になるといいます。
これまで解き明かされていなかったことが分かると思うとワクワクしますよね。
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