スイーツで話をする「みいちゃんのお菓子工房」が6月より子ども向け体験事業を開始

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スイーツで話をする「みいちゃんのお菓子工房」が6月より子ども向け体験事業を開始


スイーツで話をする「みいちゃんのお菓子工房」が工房オープンまでの苦難を綴ったノンフィクション本『みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~』が今年2月に出版された。「みいちゃんのお菓子工房」では、そこに綴られた実践を、体験事業「五感で育むみいちゃんのスイーツキッズラボ」としてスタートする。

一般的な体験教室の概念を覆す形でスタート


「五感で育むみいちゃんのスイーツキッズラボ」は、不安により人前で体が固まる「緘動」の症状を持ち、声で想いを伝えることが難しい同店のパティシエ(通称みいちゃん)にしかできない新たな事業。お菓子作りと店舗経営をみいちゃんスタイルで学び、同店のSDGs目標である「質の高い教育をみんなに」に子どもたちへの学びの場を提供するケーキ屋さんとして携わっていく。

みいちゃんの普段の生活スタイルである「目以外で物事を見る経験」「全身で物事を感じる経験」「口以外で味覚を感じる経験」「声以外で想いを伝える方法を探る経験」「声以外の手段で商品の魅力を伝える経験」という一般的な体験教室の概念を覆す形でスタートする。


2020年、みいちゃんが小学生の頃に挑戦した工房でのお菓子教室では、みいちゃんから声による指示はないものの、参加した子どもは全身の五感をフル稼働し感じ取る教室となった。

体験ラボのキックオフイベントも


また、今年2月に発売された「みいちゃんのお菓子工房 12歳の店長兼パティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~」の推薦文を書いた「冒険の書」の著者である孫泰蔵さんと、同書の著者・杉之原千里さんの出版記念トークイベントを6月2日(日)に大阪にて開催。これを体験ラボのキックオフイベントと位置づけ、6月より新たな形でケーキ店の経営と併行して体験事業をスモールスタートさせていく。

目指す将来像

「五感で育むみいちゃんのスイーツキッズラボ」では、身体のハンデ、心のハンデがあっても「生きるスキル」を身につけられる学びの場となることを目指している。五感を通した体験と店舗経営の現場を子どもの頃から目にしておくことで、参加する子どもたちがお菓子作りに体験として携わるだけでなく、経営的な視点も学べ、障がい者の症状やそれを取り巻く日本の慣習、文化、お金の価値など、多岐にわたる考えを年齢関係なく学ぶ居場所としていくことを目指す。

幼少期からプロの仕事に関わることで、これまで知らなかったことを発見し、大人の社会を早期に学べる場を子どもたちと一緒に作りあげていく。

この機会に「五感で育むみいちゃんのスイーツキッズラボ」を、チェックしてみては。

■みいちゃんのお菓子工房
住所:滋賀県近江八幡市上田町1257-18
HP:https://mi-okashi.com

(江崎貴子)

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