「みんな、死ねばいい。」 押切蓮介のホラー漫画を白石晃士監督が映画化した『サユリ』特報&ティザービジュアル
押切蓮介の同名ホラー漫画を、『貞子vs伽椰子』『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』の白石晃士監督が映画化した『サユリ』が今夏公開。特報映像とティザービジュアルが解禁された。
原作の「サユリ」は、神木という一家が夢の一戸建てへと引っ越した途端、不可解な現象に襲われるというストーリー。作者の押切が「こんな邦画ホラーがあればいいのに」と考えながら描き上げた一作で、自身の作品の中でも一番のお気に入りだという。
ティザービジュアルは“サユリ”というタイトルが目に飛び込んでくるデザインで、真っ暗な中にサユリとおぼしき顔の見えない少女が佇んでいる。消え入りそうに書かれた「みんな、死ねばいい。」のコピーが強烈だ。
特報映像は、ひたすら続く奇妙な笑い声で始まり、神木家で起こる出来事が次々と映し出される。そして最後には、扉の不自然な位置から不気味な顔がのぞく……。
併せてキャストが解禁。物語の主人公となる、神木家の長男で中学3年生の則雄役に映画初主演の南出凌嘉。父親・昭雄役に梶原善、母親・正子役に占部房子、則雄の姉であり弟思いの長女・径子役に森田想、兄の則雄を慕う次男・俊役に猪股怜生、神木家の引っ越しをきっかけに同居することになった祖父・章造役にきたろう、認知症で家族の介護が必要な祖母・春枝役に根岸季衣。神木家を近くで見守るキーパーソンで、則雄と同じ学校の同級生・住田役を近藤華が務める。
<主演・南出凌嘉コメント>
今回初のホラー映画なので僕自身どう演じればリアルに怖いと感じてもらえるかを一番に意識しました。この作品はホラーでありながら物語としてダークな色があるので、「可哀想」ではなく「怖い」と思っていただくにはどうしたらいいかと撮影中も大きな課題の一つでした。 また、原作がある作品なので、キャラクター像を大切にしたいという思いもありました。 初めて白石監督とご一緒させて頂き、僕が迷っている部分や疑問に思っている所に的確なアドバイスをくれるので、作品と共に成長できました。原作を知っている方はもちろんですが、この映画で初めて知る方も楽しめる作品になっていると思います。
『サユリ』
2024年夏、全国公開
配給:ショウゲート
©2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
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