EVO Japan 2024で「餓狼伝説 City of the Wolves」初試遊!SNKの餓狼伝説の復活を実体験レポート!
2024年4月27日から29日にかけて開催された格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」にあったSNKの「餓狼伝説 City of the Wolves(以下、餓狼伝説CotW)」試遊ブースに行ってきました。
餓狼伝説といえばSNKが誇る大型IP、1990年代を代表する格闘ゲームでしたが1999年以降新作は出ない状況でした。
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」に主人公のテリー・ボガードが出場したり、KOF15では餓狼伝説シリーズのキャラクターが出場したり、人気の高いIPであることは疑う余地もありません。
そんな約26年振りに発売されるシリーズ最新作「餓狼伝説 City of the Wolves」の試遊レビューをお届けします!
前作から継承されているシステムと
CPUにジャストディフィンスされる – Saiga NAK餓狼MOWにもあった「避け攻撃」「ジャストディフェンス」「ガードキャンセル」「ブレーキング」なども健在。
ジャストディフェンスは個人的に難しく意識して使うことがなかったので、偶然ジャストディフェンスになったらすごい嬉しかった記憶があります。
格ゲー初心者でも楽しく遊べるスマートスタイル
– Saiga NAK格闘ゲームと言えば、コマンド入力が苦手な人にとって参入障壁が高く感じるところではありますが、餓狼伝説CotWでは「アーケードスタイル」と「スマートスタイル」と2のモードを選び、「スマートスタイル」ではボタンを連打することで簡単にコンボができたり、簡単なコマンドで超必殺技を出せたりします。
SNKタイトルではKOFのラッシュに近いかもしれませんが、スタイルを明確に分けたことにより、誤操作が起きにくくなるメリットがあります。
コーエーテクモゲームスの「デッドオアアライブ6」のフェイタルラッシュをはじめ、近年は初心者や格ゲーを普段プレイしないプレイヤーも楽しめる設計になってる格ゲータイトルが多いですが、旧来よりプレイヤー泣かせなSNKさんなので餓狼伝説でも実装されて一安心という感じです。
前作同様1ライン、新しいシステムでは個性的な「REVシステム」
以前の餓狼伝説は複数ラインだった – Saiga NAK餓狼伝説といえば複数ラインの対戦ゲームとして著名ですが、「リアルバウト餓狼伝説SPECIAL DOMINATED MIND」では1ラインだったり(ネオジオCDでRBスペシャルとRB2持ってたけどアルフレッド使いたくて買った、ホワイトは許さない)前作の「餓狼 MARK OF THE WOLVES(以下、餓狼MOW)」でも1ライン。
人気タイトルでしたが特徴的な複数ラインが廃止で、特にSNKは色んな格ゲータイトルを出しているので、ゲームの個性となる独特なシステムが求められます。
興奮が加速するREVシステム – Saiga NAK
その「餓狼伝説CotW」の目玉となるのが〝REVシステム〟です。
REVシステムはREVゲージを消費してREVブロウ、REVアーツ、REVアクセル、REVガード、という様々なアクションが使えます。
簡単に説明すると通常技や必殺技を強化したり、コンボに繋げやすくなる連続技や、ガードの削りも無効化する強力なガードをREVガードを消費して使うことができます。
ゲージの駆け引きは格ゲータイトルでは重要なポイントですが、個人的に気になったのは「REVガード」
試合終盤に体力ゲージがわずかな場合、削りでとどめを刺す場面はあると思いますが、REVガードを使えば凌ぐことができちゃいます。
じゃあ毎回REVガードでいいじゃんって気もしますが、乱用していくとみるみるREVゲージが減ってオーバーヒートしてしまいます。
オーバーヒートは従来の攻撃ヒットなどだけでなく、時間経過や相手に向かって移動したりすることで回復するので、通常のパワーゲージより貯めやすいかと思います。
T.O.P.はS.P.Gに
「餓狼MOW」にあった「T.O.P. (タクティカル・オフェンシブ・パワー)」と同等のシステムは「S.P.G(セレクティブ・ポータル・ギア)」に名称変更。
S.P.G中は「ヒドゥンギア」というヒットさせるとREVゲージも全回復し、強力な必殺技が使えるのですが、コマンドはなんとシークレット。
もしかしてロック・ハワードの「ヒドゥンギアはデッドリーレイブか!?」と思って試そうと思ったけど、技名が「パワーゲイザー typeR」・・・試遊中では見つけることはできませんでした。
くそう、ロックのパワーゲイザー見たかった・・・
コマンド表を見ながら隠しコマンドを探すとか、もう2024年なのにやってることが90年代だぞSNKさん!(褒めてます)
海外でウケそうなアメコミ風のアニメーション
もう全部カッコいい – Saiga NAK既に発表されていた動画でもご存知のように、今回の新作はバトル前後の演出や技のエフェクトなどグラフィックがアメコミ風になっており、個人的にはすごいカッコ良いと話題。
サムスピともKOFとも違う差別化されたシリーズにになることは間違いないですね。
人気キャラクターはもちろん新キャラにも期待
妹キャラの双葉ほたる – Saiga NAK現在参戦キャラクターは6名発表済み。タイトル発表と同時にロックとテリーが発表されるのは当然ですが、双葉ほたるを第一弾参戦発表に持ってくるとは流石SNKさんわかってる。
(まぁお兄ちゃんとジェニーはKOF15にも参戦してますしね)
EVO Japan 2024では「マルコ・ロドリゲス」の参戦も発表されましたし、前作キャラクターもどんどん登場すると思いますが、ジョー・ヒガシの一番弟子の「プリチャ」などの新キャラも登場しているので、今後新キャラクターの参戦発表にも期待です。
ちなみに本日は双葉ほたる役の石見舞菜香さんの26歳の誕生日です、双葉ほたる(餓狼MOWでの設定)と同い年ですね!おめでとうございます!
\Happy Birthday🎉/
本日4月30日は、餓狼伝説CotWで双葉ほたる役の石見舞菜香( @_manaka_430 )さんのお誕生日です!
おめでとうございます!#SNK #餓狼伝説 #CotW #石見舞菜香 さんpic.twitter.com/BtLEoSO56I— SNKフリーク(旧SNKエンタテインメント公式) (@snk_enter) April 30, 2024
おまけ:最期はテリーと2ショット
#CotW 試遊してきました!
記念にテリーとも2ショット👍pic.twitter.com/H7zRJ2e9dG— Saiga NAK (@saiganak) April 29, 2024
試遊後は等身大テリーと記念撮影しました。
当日プレイできなかった人もEVO Japan 2024向け「餓狼伝説 City of the Wolves」プレイガイドが公開されてますので、そちらぜ是非チェックしてみてください!
以上、「餓狼伝説 City of the Wolves」初試遊レポートでした!
©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.
©EVO Japan 2024
関連記事リンク(外部サイト)
【EVO Japan 2024】カプコン、ブシロードゲームズ、SNKブースレポート!
【EVO Japan 2024】Qiddiya、Victrix、HORIブースレポート!
【EVO Japan 2024】Cygames、バンダイナムコエンターテインメント、西谷さんブースレポート!
eスポーツニュースメディアのサイガナックはeスポーツを中心にゲーム・メタバース・ブロックチェーン・VTuberなどの最新情報を発信しています。eスポーツの最新ニュースや業界動向、esportsイベントレポート、ゲーミングデバイス紹介、各商品のレビューなど。
ウェブサイト: https://saiganak.com/ja/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。