残念ながら即完となった「きのこの山ワイヤレスイヤホン」 発売前に出回った偽物と本物を区別する方法を聞いてみた
3月26日にMakuakeで応援購入プロジェクトが公開されるや否や、あっという間に予定数の3500台が即完売となってしまった明治の「きのこの山ワイヤレスイヤホン」。
同日にMakuakeで開催されたプレス向けの体験会で実物を見ることができたのですが、その時点で既にMakuakeではプロジェクトが終了し、残念ながらもう入手できない状態。展示ブースで実機を手に取りながら、発売前に一部の通販サイトで出回ったと報じられている偽物と区別する方法について聞いてみました。
イヤホン部分は白い
ケースに収納された状態では一見、お菓子の「きのこの山」そっくりなデザインのワイヤレスイヤホンですが、取り出してみると本体の内側とイヤーピースは白いことが分かります。これは、お菓子だと思って口に入れてしまう誤飲防止のためだとのこと。白くないカラーリングのイヤホンを見つけたら、それは偽物と考えてよいでしょう。
ケースの印刷品質が違う
本物は、パッケージの箱を模した箱型の充電ケースに収納します。偽物はケースの印刷の品質がよくないようで、そこも見分けるポイントになりそうです。
ちなみに、ケース本体にはUSB Type-Cポートから充電ができます。
シリアルナンバーと証明書がある
展示サンプルには貼ってありませんでしたが、購入者に届く本物のケースにはシリアルナンバーが記載され、同じシリアルナンバーを載せた証明書が付属するとのこと。ケースにシリアルナンバーが入っていなかったら、偽物確定です。
翻訳機能がある
本物には、スマホアプリと連携して世界74か国の言語と70の方言アクセントを、お互いの会話をリアルタイムかつハンズフリーで翻訳する機能を搭載します。こちらの翻訳機能は、ワイヤレスイヤホン型の翻訳機「Wooask」の機能をベースにしたもの。今後「きのこの山」「たけのこの里」のブランドをグローバルに展開していくきっかけにする意図があるそうです。翻訳機能がないものは偽物です。
本物の出荷は7月末
Makuakeで購入したユーザーへの出荷は7月末を予定しています。つまり、それ以前に見かけることがあったら、それは偽物と判断してよいのではないでしょうか。
残念ながら追加生産はなさそう
追加生産の予定はないのか聞いてみたところ、Makuakeで販売する3500台のみの生産になるとのこと。
たけのこの里バージョンのワイヤレスイヤホンの可能性についても聞いてみましたが、たけのこの里はワイヤレスイヤホンではない何かとして登場する予定とのこと。Makuakeのプロジェクトページでは、たけのこの里のプロジェクトと思われるティザー画像が掲載されています。次回のプロジェクトも、今回同様の争奪戦が繰り広げられるのでしょうか。今後に注目です。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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