このビール、“パンのミミ”からできているんです。老舗ベーカリーが手がけるクラフトビールブランドに大注目
“パンのミミ”をアップサイクルして、クラフトビールを製造する「Better life with upcycle(ベターライフ ウィズ アップサイクル)」が、自社のブルワリーをオープン。
同ブルワリーで初仕込みされた、とっておきのクラフトビール2種がお目見えしました。
パンのミミを活用する「Better life with upcycle」って?
1923年から100年続く、神奈川のベーカリー「Boulanferme(ブーランフェルメ)」。「たくさんの人をしあわせにするパンを」をモットーに、厳選された素材のパンを提案しています。
そんな同メーカーには、「製造過程で不要になった“パンのミミ”を、飼料以外にも活用できないか」という複雑な悩みがあったそう。
そこで、「日々廃棄されるパンのミミをモルトの一部に代替して、美味しく味わえる“クラフトビール”にアップサイクルするのはどうか」といったアイデアから、クラフトビールブランド「Better life with upcycle」を立ち上げたといいます。
反響の大きさからブルワリーをオープン。2種のビールが登場
複数のクラフトビールメーカーと協同という形で、2022年にスタートした「Better life with upcycle」。そのユニークな取り組みが大きな反響を呼び、2024年2月に自社のブルワリーをオープンしました。
そしてこのたび、同ブルワリーで初仕込みとなるクラフトビールが誕生。クラフトならではの味わいが楽しめる、2種のフレーバーがラインナップしています。
口当たりが柔らかく霞がかかった「American Wheat」(税込3430円/6本入り)は、トロピカルやシトラスを思わせるジューシーなホップフレーバーの中に、穏やかに草やハーバルの風味が感じられる1杯。
小麦とオーツ麦によるシルキーな口当たりや、クリアな苦みによる絶妙な飲み口も堪能できるといいます。
こちらは、モルト由来のカラメルやパンの甘さと、ホップの草や大地を感じさせる香りが心地いい「Extra Special Bitter」(税込3330円/6本入り)。苦みと炭酸は弱めでマイルドな喉越しのため、スルスル飲めちゃうそうですよ。
ペールエールや黒ビールも!いろいろな味わいを楽しも
「Better life with upcycle」ではこのほか、市場で反響を呼んだ第1弾プロダクトもラインナップ。
ほどよい苦味とホップの爽やかな香りを詰め込んだ、ニュージーランドタイプのペールエール「Bread NZ Pale Ale」(税込3600円/6本入り)や、焙煎したコーヒー豆を漬け込み、リッチなコーヒーフレーバーに仕上げた黒ビール「Bread Coffee Stout」(税込5280円/6本入り)などが展開されています。
さらに、3月24日(金)までの期間、埼玉・大宮駅の「エキュート大宮」にてイベントを開催中。
時間によっては試飲もできるそうなので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
「Better life with upcycle」イベント
期間:3月1日(金)~24日(金)
場所:JR東日本大宮駅 エキュート大宮 Conoha Garden「& found」
営業時間:9:30~22:00(日・祝 9:30~20:30)
※営業時間は変更になる可能性があります。
イベントサイト
Better life with upcycle 公式サイト
参照元:株式会社 栄屋製パン リリース
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